「母と旅行したいけれど、体力的に無理のないコースにしたい」
「和歌山って観光地として実際どうなの?」
そんなふうに思っている方に読んでほしい記事です。
- 和歌山城周辺の観光モデルコース(所要時間・アクセス含む)
- 穴場スポット・西之丸庭園(紅葉渓庭園)の楽しみ方
- 和歌山駅から加太へのアクセス方法と注意点(失敗談あり)
- 加太温泉の旅館の雰囲気と宿泊レポート
- 友ヶ島の欠航リスクと代替プランの提案
- シニア旅・母娘旅でも無理なく楽しめるポイント
2026年4月、70代の母と40代の私で、和歌山・加太エリアへ1泊2日の旅に行ってきました。
和歌山城と西之丸庭園を散策し、加太温泉の旅館に宿泊。
翌日は友ヶ島へ…の予定が、まさかの欠航で街歩きに変更という、ハプニングありの旅です。
実際に行ってみてよかったこと、失敗したこと、次に活かしたい反省点も包み隠さずご紹介します。
これから同じルートを考えている方の参考になれば嬉しいです。
▼ 和歌山観光全体を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

和歌山・加太を1泊2日電車旅のスケジュール

今回の母娘旅のスケージュールはこんな感じです。
1日目
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 午前 | JR和歌山駅到着・荷物預け |
| 午前〜午後 | 和歌山城散策・西之丸庭園 |
| 15時頃 | 南海和歌山市駅へ移動 |
| 夕方 | 加太温泉の旅館へ(送迎利用)・露天風呂・夕食 |
2日目
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 朝 | 朝食・チェックアウト |
| 朝〜昼 | 友ヶ島へ行く予定→欠航で予定変更 |
| 午前 | 淡嶋神社・加太春日神社・加太の街歩き |
1日目:和歌山市内観光と加太温泉
1日目は和歌山城と西之丸庭園を中心に和歌山市内を観光しました。
混雑も少なく、70代の母でも無理なく楽しめたのが印象的です。
夕方からは加太へ移動し、温泉旅館でゆっくり過ごしました。
JR和歌山駅で荷物を預けて観光スタート
和歌山への旅のスタートは、JR和歌山駅から。
まず駅のコインロッカーに荷物を預けて、身軽な状態で観光へ出発しました。
駅構内には観光案内所もあり、地図をもらい、和歌山城までの行き方を教えてもらいました。
初めての和歌山観光には、ここで情報収集するのがおすすめです。
人が少なくのんびり楽しめる和歌山城
観光案内所で地図を手に入れたら、徒歩で和歌山城へ向かいます。
駅からだと徒歩30分ほどかかりますが、街歩きが好きな母娘。
町並みを眺めながらのんびりと散策できました。


着いてまず感じたのは、人が少なくてゆったりしていること。
混雑感がなく、70代の母も疲れることなくマイペースに歩けたのがよかったです。
売店のお団子でひと休み

和歌山城への入口付近の売店でお団子を発見。
売店の中でイートインできるようになっていたので、腰を落ち着けてひと休みしました。
よもぎ団子を選んだのは母。
よもぎが大好きな母のチョイスらしい一品です。
味は…まあ、旅の記念ということで(笑)。
天守閣からの眺めと鯉のぼり


4月の訪問だったので、ちょうど鯉のぼりが風にはためいている時期でした。
お城と鯉のぼりの組み合わせが風情があって、思わず写真をたくさん撮ってしまいました。
天守閣からの眺めも気持ちよく、和歌山の街を一望できます。
足腰に多少の負担はありますが、70代の母も無事に登ることができましたよ。
穴場だった西之丸庭園(紅葉渓庭園)

天守閣を楽しんだあとは、和歌山城に隣接する西之丸庭園(紅葉渓庭園)へ足を伸ばしました。
こちらもほとんど人がいなくて、まさに穴場といった雰囲気。
静かな池のほとりをゆっくり歩けて、騒がしさが苦手な母にもとても好評でした。
和歌山城とセットで訪れる価値は十分あります。
茶室「紅松庵」でいただくお抹茶

庭園内にある茶室「紅松庵」で、お抹茶をいただきました。
実はここ、私が立ち寄りたかった場所。
日常でお抹茶をいただく機会ってなかなかないですよね。
お値段は600円ほど。
京都の観光地と比べると良心的な価格で、庭園を眺めながらゆったり楽しめました。
母はそこまで興味なさそうでしたが(笑)、私はとっても満足。
JR和歌山駅へ戻るバスが大混雑
庭園を出るとすぐ目の前がバス停になっていて、そのままバスでJR和歌山駅まで戻りました。
ところがこのバスが大混雑!
小学生の帰宅ラッシュと重なっていて、私たちはなんとか乗れたものの、後ろに並んでいた方は乗れませんでした。
その後、JR和歌山駅で荷物をピックアップして、タクシーで南海和歌山市駅まで移動。
15時前後にバスを使う予定の方は、混雑を覚悟しておくか、タクシーを検討するのがよさそうです。
POINT
JR和歌山駅ではなく南海和歌山市駅を利用すればよかった話
今回、私たちはJRで和歌山に来ていたのですが、加太へ行くなら南海電鉄の「南海和歌山市駅」が便利だと、後から気づきました。
加太線は南海電鉄の路線。
「南海和歌山市駅」から加太駅まで電車一本でアクセスできます。
大阪方面から来る場合は、最初から南海を利用して「南海和歌山市駅」を起点にすれば、和歌山城観光→加太の流れがスムーズです。
JRで来た場合は、荷物をJR和歌山駅に預けた後、タクシーや路線バスで「南海和歌山市駅」へ移動する必要があります。
私たちは移動してから気づいたのですが、これは旅程を組む前に気づいておくべきだった。
同じ失敗をしないよう、ぜひ参考にしてください。
加太温泉の旅館に宿泊|加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯
今回お世話になったのは、加太淡嶋温泉の旅館「大阪屋 ひいなの湯」。
楽天トラベルで予約し、限定お得プランでお安く泊まれました。
旅行日程が決まったら早めにチェックしてみるとよいですよ。
送迎サービスで旅館へ

南海和歌山市駅を出発する前に、旅館へ電話を入れて送迎をお願いしました。
出発のタイミングで連絡するだけで対応していただけるので、荷物が多い旅でも安心です。
特にシニアとの旅では、送迎の有無が旅の快適さを大きく左右すると実感しました。
海が見える客室に感動


案内されたお部屋は、海が見える眺望が印象的でした。
綺麗なお部屋と、窓から広がる景色を見て、母も思わず声をあげていました。
写真で見るより、眺望も広がりを感じますし、とっても良いお部屋でした。
春で、窓辺にはツバメが飛んできていました。
露天風呂と夕食を満喫
夕食の前に、まずは楽しみにしていた露天風呂へ。
海風を感じながら浸かる温泉は最高の一言です。
お風呂上がりは夕食へ。
今回はスタンダードプランのお料理をいただきました。

お料理は、加太名物の鯛しゃぶをはじめ、春らしさを感じられるメニューが並びます。
新鮮なお魚を堪能でき、どのお料理もとても美味しくいただきました。


全体的には魚介中心のヘルシーな内容で、優しい味付けが印象的です。
揚げ物はしらすの天ぷらのみで、お肉料理はありませんでした。
私たち母娘にとっては「お腹いっぱいでちょうど良いボリューム」でしたが、食べ盛りの方や、お肉料理も楽しみたい方には少しあっさりと感じるかもしれません。
逆に、温泉旅館らしい魚介中心のお料理を楽しみたい方や、シニア世代には満足度の高い内容だと思います。
ホテルの詳細についてはコチラから
2日目:友ヶ島行きフェリーが欠航、加太の街歩きへ変更
2日目は今回の旅の目的のひとつだった友ヶ島へ向かう予定でした。
しかし、思わぬハプニングで予定変更に。結果的に加太の街をゆっくり歩くことになりました。
旅館の朝ごはんらしい和定食

翌朝の朝食は、な和定食をいただきました。
お魚の干物や卵料理、お野菜の小鉢などがきれいに並び、旅館の朝食らしい安心感と美味しさです。
美味しい朝食でしっかりパワーをチャージして、気持ちよくチェックアウトを迎えました。
友ヶ島行きは、天気が良くても欠航することがある
チェックアウトの際に
「友ヶ島へ行こうと思うので、荷物を預けられますか?」とお聞きしたら
「今日は欠航していますよ」と。
お天気は良いのに…!と驚いたのですが、沖合が荒れているとのこと。
天気が良かったので欠航するとは考えてもおらず、HPでの運行案内をチェックしていませんでした。
海の上の天気は陸とは異なるので、注意が必要ですね。

友ヶ島観光を予定している人への注意点
友ヶ島への渡し船は天候・海況によって欠航になることがあります。
ホームページで案内がでていますが、泊まりの旅行の場合は事前に予測することは難しい。
もし友ヶ島を旅のメインにするなら、以下のことを心がけておくとよいと思います。
- 欠航リスクを考慮して日程に余裕を持たせる(1泊なら初日運行していれば初日に行く)
- 1日目に友ヶ島 → 2日目に和歌山城・加太観光、という順番がおすすめ(欠航すれば入替)
- 欠航した場合の代替プランをあらかじめ考えておく
欠航していることを知らずに来て、私たちと同様に予定変更を余儀なくされている観光客の方も、街歩き中に数組見かけました。
▼ 私たちは欠航してしまいましたが、友ヶ島を含めたモデルコースはこちらの記事で詳しく紹介しています。

淡嶋神社を参拝
【予定変更して加太の街歩きへ】
友ヶ島が欠航してしまったので、加太の街を歩いて回ることにしました。
まずは歩いてすぐの淡嶋神社へ。


人形供養で有名な神社で、境内には無数の人形が奉納されており、独特の雰囲気があります。
でも、全然怖いって感じはしなかったですよ。
歴史ある社殿とともに、静かに参拝できました。
日本人でも、色んなお顔があり、母と「このこの顔、綺麗」「このこ、花魁で豪華やな」とか話しながら見て回りました。
加太春日神社へ

続いて、ぶらぶらと歩いて加太春日神社にも参拝。
平日で人もおらず、落ち着いた雰囲気の神社。
加太にちなんで、鯛みくじ引いて帰りました。
加太の町をのんびり散策
加太には、SNSで話題のカフェ「SERENO」や、ドーナツが人気の「キシモト商店」など、注目のスポットもあります。
また、よもぎもちが有名な「小嶋一商店」も気になっていたのですが、平日だったためかお休みでした。
加太のお店は平日に閉まったり、営業時間が短いところもあるようなので、週末訪問のほうが確実かもしれません。
それほど広い町ではないので、街歩きは1〜2時間もあれば一周できます。
のんびり海辺の町を散策するには良い場所ですが、友ヶ島観光の代替として丸一日過ごすには少し時間を持て余すかな、と思います。
昼過ぎには加太を出発して帰路へ
加太の街を一通り満喫した後は、旅館に預けていた荷物を引き取り、駅に向かってぶらぶらとお散歩。
帰りはもちろん、行きで大正解だと気づいた南海電鉄を利用しました。
車窓からの景色を眺めながら、昼過ぎにはのんびりと大阪への帰路に就きました。
▼ 同じく40代の私と70代の母で出かけた記録はこちら。


友ヶ島が欠航したときの代替プラン
加太の街はのんびりしていて素敵ですが、正直なところ「1日中時間を潰せるほど見るところが多いわけではない」というのがリアルな感想です。
そのため、もし朝一番に友ヶ島の欠航が分かった場合は、以下のような代替プランをあらかじめ考えておくのがおすすめです。
- 加太の街歩きをサクッと楽しむ(2時間程度)
- すぐに電車で和歌山市内(南海和歌山市駅周辺)へ戻り、市内のカフェ巡りや黒潮市場、紀州東照宮などの観光に切り替える
電車旅は乗り換えがやや手間になりますが、行き先を切り替えやすいのも電車移動の強み。
あらかじめ「欠航したらこうする」と決めておくと、焦らず楽しめますよ。
▼ 和歌山市内へ戻る場合は、こちらのモデルコースも参考になります。

70代の母と旅して感じたこと
今回の旅を通じて、シニアとの旅行を考えている方に伝えたいことがいくつかありました。
- 和歌山城の階段は、休憩を挟めば問題なし
天守閣まで階段の上り下りがありますが、母はゆっくりですが無事に登り切りました。 急ぐ必要はないので、自分たちのペースで楽しめば大丈夫。 - 加太の街はコンパクトで歩きやすい
加太は小さな漁師町で、主な観光スポットが徒歩圏内にまとまっています。 坂道も少なく、半日あればサクッと回れるので、長距離移動が不安なシニアとの旅にも向いています。 - 旅館の送迎は強い味方
「大阪屋 ひいなの湯」の送迎サービスのおかげで、駅から旅館までの移動がとてもスムーズでした。 ただし、帰りは10時50分の1回のみになります。 - 混雑が少ないのが一番のポイント
和歌山城も西之丸庭園も、人が少なくてゆったり観光できました。
「待つ」「混む」「急かされる」がないだけで、シニアとの旅はぐっと快適になります。 - トイレについて
1日目は和歌山城観光なので、トイレはあちこちにあったので心配する必要はありませんでした。ただ、加太では町中に公共のトイレが無いので、途中で急に行きたくなるとちょっと心配かも、と思いました。
▼ 同じく40代の私と70代の母で出かけた記録はこちら。


よくある質問
和歌山城の観光時間はどのくらい?
天守閣と西之丸庭園(紅葉渓庭園)を含めて、2〜3時間ほどが目安です。混雑が少ないので、自分のペースでゆっくり回れます。
70代でも和歌山城に登れますか?
階段はありますが、同行した70代の母は問題なく登れました。急がず、休憩を挟みながら行くのがおすすめです。
加太へ行くならJRと南海、どちらがおすすめ?
加太へ行くなら南海電鉄一択です。「南海和歌山市駅」から加太駅まで電車一本でアクセスできます。私たちはJRで来てしまい、乗り換えに余計な手間がかかりました。大阪方面からなら最初から南海を使うのがスムーズです。
友ヶ島はよく欠航しますか?
天気が良くても、沖合の海況によって欠航になることがあります。私たちも晴れているのに欠航という経験をしました。地元の方いわく「しばしば欠航する」とのこと。友ヶ島を旅のメインにする場合は、初日に訪問するなど日程に余裕を持たせるのが賢明です。
加太は車なしでも観光できますか?
はい。加太駅から淡嶋神社や加太春日神社までは徒歩で回れます。旅館によっては送迎もあるため、今回の旅行でも車は利用しませんでした。
まとめ|70代母との旅行でも無理なく楽しめた和歌山・加太1泊2日旅
今回の和歌山・加太1泊2日旅で感じたことをまとめると
- 和歌山城はゆったり観光できる:混雑が少なく、シニアでも無理なく楽しめるペース感
- 西之丸庭園は穴場:人が少なく静かで、お抹茶をいただきながらのんびり過ごせる癒やしスポット
- 加太温泉でしっかりリフレッシュ:海が見える客室と露天風呂で非日常を満喫
- 友ヶ島は欠航リスクあり:旅程の初日に組み込むのがおすすめ。代替プランも考えておくと安心
- アクセスは南海電鉄が便利:大阪方面からなら南海和歌山市駅を起点にするとスムーズ
今回は残念ながら友ヶ島へは行けませんでしたが、その分、加太の町をのんびり歩いたり、母とゆっくり話したりする時間を過ごすことができました。
帰り道には、
「次は友ヶ島に行きたいね」
「またリベンジしに来なあかんな」
と母と話しながら帰路につきました。
思い通りにいかないこともありましたが、それも含めて旅の思い出。
70代の母との旅行でしたが、無理なく楽しめる行程で、私たちにとってはとても満足度の高い1泊2日になりました。
これから和歌山・加太エリアへの旅行を考えている方、母娘旅やシニア旅を計画している方の参考になれば嬉しいです。
(記事内の写真は訪問時に撮影したものです)
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