大阪から日帰りで行けるハイキング先として人気の若草山。
手軽に登れる初心者向けとよく紹介されていますが、実際のところ
- 本当にしんどくない?
- 中高年でも無理なく登れる?
- 所要時間はどれくらい?
と気になる方も多いのではないでしょうか。
今回、40代の私と70代の母の2人で実際に登ってみた印象は、
ゆっくり休憩しながらなら無理なく登れる。ただし、しっかり坂はあるというレベルでした。
道は遊歩道として整備されていて歩きやすく、景色も早い段階で楽しめるため、
「ちょっと自然の中でリフレッシュしたい」という日にちょうどいいハイキングコースです。
この記事では、実際に歩いたルートや所要時間、しんどさの体感、70代の母の様子などをもとに、若草山は初心者や中高年でも楽しめるのかをリアルにまとめています。
- 大阪から日帰りで行けるハイキング登山を探している方
- 関西で初心者向けのハイキングコースを知りたい方
- 中高年・シニアでも無理なく歩ける山を探している方
- 女性一人や母娘でも行きやすいスポットを知りたい方
- 若草山の所要時間や難易度を事前に知っておきたい方
今回の条件と結論|若草山は初心者・中高年でも登れる?
今回の条件|40代と70代で実際に歩いてきました
今回訪れたのは、奈良公園内にある若草山。
実際の条件は以下のとおりです。
- 訪問者:40代女性・70代の母
- 訪問時期:2026年4月末
- スタート:近鉄奈良駅
- ペース:ゆっくり(休憩しながら)
- 目的:景色のいい場所でのんびりランチ&リフレッシュしたい
結論|“ゆるハイクだけど坂はある”ちょうどいい難易度
実際に歩いてみた感想は、
気軽に楽しめるハイキングだけど、しっかり“登っている感”もあるコースでした。
最初から緩やかな散歩道というよりは、ある程度傾斜のある坂や階段が続き、
「ハイキングに来たな」と感じる場面もあります。
70代の母は少しきつそうな様子もあり、途中で何度か休憩を取りながら進みました。
南ルートから登って、立ち止まって写真を撮ったり、小休憩を挟んだりしながらのペースです。
母は途中でちょっと挫けそうになりつつも、結果的には自分のペースでゆっくり進み、無事に上まで登ることができました。
しんどさはあるけれど、ハードすぎない。
初心者や中高年でも“無理なく達成感を味わえる”ちょうどいいレベルです。
なお、歩きやすさの面では
- 履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズは必須
- 飲み物は多めに持っていくと安心
と感じました。
若草山の基本情報(登る前にチェック)
若草山は、奈良公園内にある人気のハイキングスポットです。
- 南ゲート・北ゲートの2か所から入山可能
- 山麓ゲートから山頂まで徒歩約30〜40分
- 開山期間:例年3月第3土曜〜12月第2日曜
- 開山時間:9:00〜17:00
- 入山料:大人150円
※開山期間や時間、入山料は変更されることもあるため、事前確認がおすすめです
こんな人におすすめ
実際に歩いてみて、若草山はこんな方にぴったりだと感じました。
- 大阪から日帰りで自然を楽しみたい人
- 関西で初心者向けのハイキングコースを探している方
- 50代・60代・70代などシニア世代まで無理なく歩ける場所を探している方
- ハイキングだけでなく、奈良グルメやカフェも一緒に楽しみたい方
実際に行った今回の若草山ハイキングの行程【40代娘+70代母】
40代の私と70代の母でゆっくり楽しんだ、若草山ハイキングの1日をご紹介します。
11:10近鉄奈良駅に到着|柿の葉寿司を購入

近鉄奈良駅に到着したのは11:10ごろ。
この日は「若草山でのんびりランチ」を目的にしていたため、まずはお昼ごはんを購入します。
改札を出てすぐの「中谷本舗」と、駅前にある「柿の葉すし本舗たなか」で柿の葉寿司を購入。
せっかくなので、2店舗で買って食べ比べしてみることにしました。
さらに、駅前のローソンでスイーツも購入。

徒歩
春日大社方面へ|
鹿や景色を楽しみながらゆっくり散策

駅からは若草山に向かって、春日大社方面へ歩きます。
途中、北円堂の前を通ると藤の花が咲き始めていて、季節を感じる風景に出会いました。
さらに興福寺の前を通り、春日大社の一之鳥居から二之鳥居へと進みます。
このあたりは奈良らしい風景が続き、
- あちこちにいる鹿
- 並ぶ石灯籠
- 苔むした落ち着いた雰囲気
など、歩いているだけでちょっとした観光気分を味わえるルート。
鹿もたくさんいるので、思わず写真を撮りたくなる場面も多くありました。



徒歩
春日原生林ルートは断念|
クマ注意の看板でルート変更

二之鳥居を左に曲がり、水谷茶屋の前を通って春日山遊歩道の入口へ。
もともとはこの春日山原生林ルートを通って若草山へ向かう予定でしたが、入口にあった「クマ出没情報」の看板を見て少し迷うことに。
→ 結局、安全を優先して原生林ルートには入らず、そのまま若草山へ向かうことにしました。
春日原生林の中を歩きたかったので残念ですが、色々熊のニュースもありますし。
→ 現地の状況を見て柔軟に判断するのも大事

徒歩
12:15頃
南ゲートから登山スタート|まずは景色を楽しみながらランチ

若草山の南ゲートから入山し、入山料150円を払っていよいよスタート。
少し登ったところにベンチがあり、時間もちょうどお昼どきだったので、ここでランチにすることにしました。
持参したビニールシートをベンチ前に広げ、ベンチを背もたれにして足を伸ばしながら、景色を眺めてのんびり休憩。
この日のお昼は、奈良駅で買った柿の葉寿司の食べ比べ。
- 中谷本舗:甘酢の甘みがしっかり感じられ、お米の味わいを楽しめる
- 柿の葉すし本舗たなか:甘酢は控えめで、ネタの塩気や旨みが感じられる
私は中谷派、母はたなか派と好みが分かれましたが、どちらも美味しくて満足度の高いランチになりました。(柿の葉寿司を撮り忘れました)
しっかり休憩したあと、いよいよ本格的に登り始めます。

道はよく整備されていて歩きやすいものの、傾斜はそれなりにあり、
普段あまり運動しない私たちには「ちゃんとハイキングしてる感」があるレベル。
疲れつつも、開けた視界で緑と青のコントラストも美しく、清々しい気持ちにもなりました。
母は無理せず、休み休みのペースでゆっくり登っていきました。
二重目を通過|
休憩しながらマイペースで

しばらく登ると、景色が開ける「二重目」に到着。
ここまで来たところで、母は疲れたようで
「ここで待ってるから、頂上まで行ってきたら?」と。
頂上までは行かない、という感じでしたが、結果的には母も少しずつ歩を進め、後からしっかりついてきてくれました。
最終的には一緒に頂上まで登りきることができました。
頂上(三重目)に到着|
のんびり景色を楽しめる開放的な空間

さらに進んでいくと、若草山の頂上(三重目)に到着。
この日は人もそれほど多くなく、全体的にゆったりとした雰囲気。
目の前に広がる景色はとても開放感があり、思わず写真を撮りたくなる美しさでした。
鹿がのんびりとくつろいでいて、その姿にもほっと癒されます。


頂上には鶯塚古墳(↑の写真)もあり、ちょっとした見どころのひとつになっています。
周りを見渡すと、
- 写真を撮る人
- ベンチでのんびり過ごす人
- ランチを楽しむ人
など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていました。
また、訪れている人もさまざまで、
- 私たちのような母娘
- カップルやご夫婦
- 友人同士
- 一人で来ている方
と、幅広い層に親しまれている様子が印象的でした。
北ルートから下山|
木陰のハイキングコースで足元には注意
下りは北ルートを選択。
下り始めてすぐの場所には、景色が開けた展望スポットと売店があり、ここでランチを楽しんでいる人の姿も見かけました。
売店横の道から下っていくと、南側の開けた景色とは違い、木々に囲まれた道を歩くコースで、より“ハイキングらしさ”を感じられます。
北ルートは自然の中を歩く気持ちよさがある一方で、
- 階段の段差が大きく、やや不規則
- 地面が砂っぽく滑りやすい
といった特徴があります。
実際にご年配の男性が足を取られて転ばれている場面もあり、
特にシニアの方や中高年のハイキングでは慎重に歩くのがおすすめです。
母にも声をかけながら、足元に気をつけてゆっくり下山しました。
登りのようなしんどさはなく、
体力的には楽ですが、安全面では少し気を使うポイントという印象です。

徒歩
偶然見つけた穴場スポット|静かな庭園でひと休み

下山後、たまたま見つけたのが、「奈良春日野国際フォーラム」の庭園。
鹿が入らないようにゲートが閉じられているため少し分かりにくいのですが、実際には開けて中に入ることができます。

中に入ると、人もほとんどおらず、とても静かで落ち着いた空間。
ハイキング後にほっと一息つける、ちょっとした穴場スポットです。
トイレもあるのですが、和式のため利用する場合は注意が必要です。

徒歩
16:00ごろ 茶寮 世世でカフェタイム|歩いたあとのご褒美

下山後は、前から気になっていた「茶寮 世世」へ。
門構えから雰囲気がある和カフェで、歩いたあとの休憩にぴったりの空間でした。

この日は、ほうじ茶シフォンケーキとお茶のセット(約2,000円)を注文。
正直、価格だけ見ると少し高めではありますが、たまにはこういうお店で、ゆったりした時間もいいなと思える満足感がありました。
ただしカフェの営業時間は17時まで。
ゆっくりカフェ時間をすごしたい場合は、訪れる時間に注意が必要です。

徒歩
17:15頃奈良駅周辺でお土産探し|最後まで楽しめる日帰りコース
帰りは奈良駅周辺でお土産探し。
高速餅つきで有名な「中谷堂」は定休日。
事前にチェックしていた「御菓子司 萬勝堂」に向かいましたが、ほとんど売り切れで購入できず少し残念…。
そのまま商店街を歩いていると八百屋さんでありつつ店頭で和菓子を販売しているお店を発見。
道の駅などでも販売されている和菓子のようで、豆大福を購入しました。
地元の方はよもぎ餅を買っている様子で、他にも桜餅など種類も豊富でした。
さらに夕食用に、「柿の葉すし本舗たなか」でまた柿の葉寿司を購入。
自宅に帰ってから、おうどんと一緒に食べました。
最後まで奈良らしい1日を楽しむことができました。
今回食べた柿の葉寿司は、どちらも違ったおいしさがあり、お土産にもぴったり。
奈良まで行けないときは、お取り寄せで楽しむのもおすすめです。
奈良をもう少し楽しみたい方へ
若草山のハイキングとあわせて、奈良の街歩きや観光も楽しみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。


若草山登山の所要時間は?実際にかかった時間
今回、若草山を40代と70代でゆっくり歩いた所要時間は以下のとおりです。
- 登り:約50分(休憩込み)
- 山頂や途中での滞在(ランチ・休憩):約90分
- 下り:約40分
12:15ごろに登り始め、下山は15:15ごろだったので、
滞在や休憩を含めて約3時間の行程でした。
公式の目安では、山麓ゲートから山頂まで徒歩約30〜40分とされています。
実際には写真を撮ったり、景色を楽しんだり、ランチをしながらおしゃべりしたりと、のんびり過ごすと、これくらいの時間はかかるかな、と思います。
そのため、初心者や中高年の方は「滞在込みで3時間前後」見ておくと安心です。
今回かかった費用の目安(2人分)
今回の若草山ハイキングでかかった費用は以下の通りです。
- 交通費(大阪駅〜近鉄奈良駅往復):1,580円(790円×2)
- 入山料(2人分):300円
- 柿の葉寿司(お土産含む):約3,500円
- コンビニ(飲み物・スイーツ):約350円
- カフェ(2人分):約4,000円
- お土産(和菓子):420円
合計:約10,000円前後(2人分)
ランチやカフェ、お土産までしっかり楽しんでこの金額なので、
大阪から日帰りで楽しめるハイキングとしては、満足度の高い内容でした。
予算は、選ぶお店や過ごし方によって調整できるので、もう少し抑えたい場合はコンビニ中心やおにぎり持参、カフェをやめてソフトクリームを公園で食べる、など工夫できそうです。
若草山の難易度は?初心者・中高年でも登れるか正直レビュー
若草山は、「初心者向け」「気軽に登れる」と紹介されることが多い山。
ここでは、実際に40代の私と70代の母で歩いてみた感想をまとめます。
結論|ゆるハイクだけど坂もある“ちょうどいい難易度”
道は整備されていて危険な場所はほとんどありませんが、
- 傾斜のある坂道
- 砂地で滑りやすい箇所
もあり、シニア世代の方には少し注意は必要です。
普段運動をしていない私でも、無理なく景色も楽しみながら登ることはできました。
70代の母も休憩を取りながらですが、最終的には頂上まで到達できています。
服装・注意点|シニアや初心者が気をつけたいポイント
実際に歩いて感じた注意点はこちらです。
- スカートで登ってる人もいますが、パンツスタイルが安心
- スニーカーなど歩きやすい靴は必須
- 下りは特に滑りやすく足元注意
特にシニア世代は下りでの転倒に注意して、ゆっくり歩くのがおすすめです。
また、若草山は開けた地形のため、
- 日差しが強い(夏は暑さ対策必須)
- 鹿が多く、足元に糞がある
- 冬になると閉山時期もある
といった点も事前に知っておくと安心です。
体験ベースの感想|運動不足でも無理なく楽しめた理由
今回、南ルートから登ったことで、比較的早い段階から景色が開け、奈良の街並みや寺院を見下ろす風景を楽しむことができました。
頑張って登るというより、“景色を楽しみながら進める”のが大きな魅力です。
そのため、
- サクサク登るのもOK
- のんびり景色を見ながら進むのもOK
と、自分のペースで楽しめます。
よかった点|大人女子の日帰り旅にちょうどいい理由
実際に訪れてみて、若草山は「電車で行ける登山(関西)」としても、大人女子~シニア世代のおでかけにちょうどいいと感じた理由を解説します。
大阪から日帰りしやすいアクセスの良さ
大阪から奈良までは電車で約1時間ほど。
「思い立ったら行ける距離感」なのが良い。
移動の負担が少ないため、体力に不安がある方やシニア世代でも無理なく計画できます。
早い段階で絶景が楽しめる
奈良駅を出た時点から、
- 鹿
- 寺院
- 奈良らしい風景
が広がり、すでに観光気分を味わえます。
さらに若草山も、登り始めて比較的すぐに景色が開けるため、長時間頑張らなくても“ご褒美の景色”に出会えます。
ハイキング+奈良グルメがセットで楽しめる
若草山の魅力は、山だけで終わらないところ。
- 山頂で柿の葉寿司ランチ
- 下山後のカフェタイム
- 商店街でのお土産探し
と、1日の中でさまざまな楽しみ方ができます。
「歩く+食べる+買う」がコンパクトにまとまっているので、予定を立てやすいのもポイントです。
観光地として整っているため、一人でも、母娘でも、友達同士でも安心して楽しめる環境だと感じました。
まとめ|初心者・中高年でも楽しめる関西のやさしい登山
若草山は、しっかりとした登山というよりも、
景色を楽しみながら無理なく歩ける“やさしいハイキングコースでした。
実際に40代の私と70代の母で歩いてみて感じたのは、
- 初心者でも無理なく登れる
- 中高年でも自分のペースで楽しめる
- しっかり運動にもなるが、ハードすぎない
という、ちょうどいいバランスの山だということ。
また、
- 大阪から電車で気軽に行ける
- 鹿や寺院など奈良らしい景色が楽しめる
- ランチ・カフェ・お土産まで1日で満喫できる
といった点も含めて、
「電車で行ける関西の初心者向けハイキング」としてとても満足度の高い1日になりました。
「がっつり登山は不安だけど、自然の中でリフレッシュしたい」
そんな方には、ぴったりの行き先だと思います。
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