我が家は、40代の私と70代の母との二人暮らし。
母が離婚後にひとりで購入した家で、もう30年以上暮らしてきました。
正直、これまで「大きな不満がある」というわけではなかったんです。
住めば住むほど愛着もありますし、母が頑張って手に入れた家ですから。
でも、年数とともに「気になる部分」が少しずつ増えてきて、そして母が70代になった今、ふと思ったんです。
「今のうちにリフォームした方がいいかもしれない」
今回は、我が家がリフォームを決意するまでの経緯と、その背景にある母への思いをお話しします。
- 築30年以上の家で具体的にどんな老朽化が起きていたか
- 70代の母と暮らす中で感じた「今のうちに」という危機感
- リフォームのきっかけになった、母のずっと前からの小さな夢
- 最初に取った行動(ショールーム見学・見積もり)の実際の流れ
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70代母と暮らす築30年以上の我が家

母がこの家を購入したのは、離婚してすぐの頃でした。
当時のことを思うと、女性ひとりで家のローンを組むというのは、今よりもずっと勇気が必要な時代だったと思います。
それでも母は、私を育てながら毎月のローンを返済し、この家を守ってきました。
子どもの頃は当たり前すぎて気づきませんでしたが、大人になってから改めて考えると、「よくひとりでやり遂げたな」と思うんです。
母にとってこの家は、ただの住まいではなく、自分の手でつかみ取った「自立の証」のような存在なんだろうなと感じています。
そんな家で、母は70代になり、私も40代になりました。
30年という時間は、家にも私たちの暮らしにも、ゆっくりと変化を積み重ねていったんですよね。
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リフォームを考えたきっかけは築30年以上の家の老朽化

我が家がリフォームを考えた理由は、大きく分けて次の3つでした。
- 築30年以上による設備の老朽化
- 70代になった母の安全性への配慮
- 母が昔から希望していた住まいを実現したかったこと
キッチンの傷み

キッチンは、毎日使う場所だからこそ、傷みが一番わかりやすく出ていました。
シンク下や収納のドアは、水がかかる部分から少しずつめくれてきて、見るたびに「あぁ…」と。
蝶番もとうとう外れてしまい、もう自分たちでは直せないところまで来ていました。
それから、地味に困っていたのが吊戸棚です。
母は背が低いので、もともとほとんど活用できておらず、「あるけど使えない収納」になっていました。
これは老朽化というより設計の問題ですが、リフォームを考えるきっかけのひとつにはなりましたね。
そして、キッチン水栓からの水漏れ。
さすがにこれは「もう待てないかも」と思いました。
洗面室の天井の傷み
洗面室も、湿気の影響をじわじわと受けていました。
天井の素材が少しめくれてきていて、見上げるたびに気になる存在に。
床のクッションフロアも黄ばみが進み、どれだけ掃除しても新品のような清潔感には戻らない状態でした。
「汚れているわけじゃないのに、なんだか古びて見える」というのが、地味にストレスなってきました。
フローリングの傷

リビングや部屋のフローリングは、30年の生活の跡があちこちに残っていました。
家具を動かした跡、母と一緒に何度も歩いた廊下、何かを落としたであろう小さな傷。
そう思うと愛着もあるのですが、経年でだんだん色が暗くなってきているのも事実。
一部、歩くとギシッと鳴る箇所もあって、安全面でも少し気になっていました。
タイル浴室への不安
そして、一番「このままで大丈夫かな」と感じていたのが浴室でした。
我が家は在来のタイル風呂で、とにかく冬は寒いんです。
床もひんやりしていて、滑りやすい。
ステンレスの浴槽は保温性が低く、入っている間にもどんどん湯冷めしていって、追い焚きしなきゃいけない。
さらに、手すりが一つもないことも、ずっと気になっていたポイントでした。
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70代の母が安心して暮らせる家にしたかった

設備の老朽化はもちろん気になっていたのですが、それ以上に強く思うようになったのは「これから先、母が安心して暮らせる家かどうか」ということでした。
手すりが必要になるかもしれない
今はまだ、母も自分の足でしっかり歩いていますが、トイレや浴室には手すりがあった方が安心だろうな、と感じる場面が増えてきました。
「今は必要ないけど、将来必要になる」
というものは、後から付けようとすると意外と大掛かりになることも多いですよね。
だったら、まだ元気なうちに準備しておく方がいいのかもしれない、と考えるようになりました。
掃除や手入れを楽にしたい
これから先、もしかしたら介護が必要になる日が来るかもしれません。
それに、私自身も年を重ねていきます。
だからこそ、掃除がしやすく、手入れが楽な設備に変えておきたいという思いが強くなりました。
今のうちに将来の負担を減らせる家にしておくことも、リフォームの大きな目的でした。
ヒートショックも気になる
特に気がかりだったのが、浴室でのヒートショックです。
母は熱めのお湯が好きです。
寒い浴室と熱いお湯の温度差は、高齢になるほど負担が大きいと言われています。
母は「大丈夫」って言うけれど、元気なうちに住環境を整えておきたい。
そう考えるようになりました。
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本当は対面キッチンに憧れていた母

ここで少し、母の昔話をさせてください。
実はこの家を購入した当初、母は対面キッチンへのリフォームができないか検討していました。
でも、当時は予算の都合で断念せざるを得なかったことを、私は知っていました。
だからこそ、私の中には「いつか、その夢を叶えてあげたいな」という気持ちがずっとあり、今回リフォームを考えるきっかけの一つでもありました。
最後はきれいな家で過ごしてほしいと思った
女手一つで頑張ってきた母は、ローンも完済しています。
長い年月をかけて、自分の力でこの家を守り抜いてきた母を見ていると、
「最後はできるだけ快適な家で過ごしてほしい」という気持ちが、自然と強くなっていきました。
大きなことでなくてもいいんです。
母が「こうしたい」と思っていたことを、少しでも形にしたい。
それが、今回リフォームを決意した、一番の理由なのかもしれません。
リフォームを決意して最初にやったこと
決意したものの、何から手をつけていいのか最初はわかりませんでした。
そこでまず、各メーカーのショールームを回ることから始めました。
- LIXILショールーム見学(来店予約あり)
- TOTOショールーム見学(自由見学)
- トクラスショールーム見学(来店予約あり)
- タカラスタンダード見学(自由見学)
どのショールームも、予約してアドバイザーさんについてもらう方法と、予約なしで自由に見て回る方法があります。
アドバイザーさんをつけると、商品の詳しい説明が聞けたり、その場でプランを作成してもらえたりするので、本格的に検討したい時にはかなり頼りになります。
私は予約とアドバイザーさんなしの自由見学を、状況によって使い分けていました。
複数社から見積もりを取った
ショールーム見学と並行して、見積もりも取りました。
私は合計3社から見積もりを取り、内容や金額を比較しました。
リフォーム会社はどう探した?
私は仕事の都合上、一括見積サイトは利用していません。
ただ、実際に3社を比較してみて感じたのは、
「同じ工事でも提案内容や金額がかなり違う」
ということでした。
そのため、これからリフォームを検討する方は、最初から複数社を比較しておくことをおすすめします。
おすすめの一括比較サイトはこちらの2社
まとめ|70代母との暮らしを考えてリフォームを決意
築30年以上経った我が家は、大きな不満があったわけではありませんでした。
それでも、
- 設備の老朽化
- ヒートショックへの不安
- 手すりの必要性
- 掃除や手入れの負担
などを考えたとき、70代になった母がこれからも安心して暮らせる家にしたい、と思うようになりました。
そして何より、女手一つで家を購入し、長年守ってきた母に、最後は快適な住まいで過ごしてほしいという気持ちがありました。
我が家のリフォームは、まずショールーム見学と見積もりからスタートしました。
実際にリフォームした
- トイレ
- 洗面室
- LDK
の体験や、
今後予定している
- 浴室
- 玄関
の計画についても、別記事でまとめていきます。
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