このページでは、2024年秋華賞の、過去データと出走馬短評をご紹介。
ゆる~く予想しつつ、難しいことは抜きにしてリラックスしながら競馬を楽しみましょう!
過去の秋華賞(京都)のレース傾向
秋華賞の概要
3歳牝馬限定のG1レースで、日本の中央競馬で行われるクラシック三冠レースの最後を飾るレースです。
毎年10月に行われ、春の「桜花賞」、夏の「オークス(優駿牝馬)」に続く、牝馬三冠の最終戦と位置づけられています。
・実施日:2024/10/13(日)
・競馬場:京都競馬場
・距離:芝右回り 2000m
・出走資格:3歳牝馬(JRA所属馬、地方所属馬、一部外国馬が出走可能)
・負担重量:定量 55kg
優勝馬には名誉とともに大きな賞金が与えられ、エリザベス女王杯への前哨戦としても重要なレースです。
コース形態について
・スタート地点は向正面の直線部分。
最初のコーナーまで約300メートルの直線があり、序盤で各馬がポジションを取り合うことが求められます。
・その後、第3・第4コーナーを通過してゴールを目指す。
京都競馬場の特徴として、最後の直線が約328メートルと比較的短いため、コーナーを上手く立ち回れる馬が有利とされています。
・最後ゴールまで
平坦な直線、最後の末脚勝負になることも。
\ コース形態はこちらでチェック /
過去10年の脚質別勝率
逃げ:勝率は低めで、厳しい傾向。
先行:安定した成績を残しており、勝率も高め。
差し:最も勝率が高く、複勝率も高い。
追込:勝率は低めですが、複勝率は結構高め。
過去の勝ち馬の特徴
クラシック経験:
桜花賞やオークスといったクラシックレースを経験している馬が有利。さらに上位争いをした実績がある馬は、好走することが多いです。
夏の成長:
3歳牝馬は春から夏にかけて成長するケースが多く、特にローズステークスや紫苑ステークスなどトライアルで好走した馬が本番でも活躍する傾向があります。
瞬発力と末脚:
レースの傾向から、最後の直線での切れ味を発揮できる馬が勝利をつかむ傾向があります。上がりの速い脚を持っている馬が注目です。
適性距離:
芝2000メートルの距離での実績や適性が問われます。オークス(2400m)での好走馬も、距離的に安定感があります。
枠順の有利不利
- 内枠:有利とされています。特に1~3枠は好成績を残しています。
- 外枠:不利とされることが多いですが、展開次第では好走することもあります。
2024年秋華賞の出走馬一覧と短評
個人的に考える有力馬の順に並んでいます
ステレンボッシュ(戸崎圭太)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/05 優駿牝馬(GI) 2着
・2024/04 桜花賞(GI) 1着
桜花賞馬であり、過去6戦で一度も馬券を外していない(すべて、1着or2着)と、安定した成績を誇る実力馬。
ひと夏を越して肉体面でも成長し、パワフルな走りを見せてくれることに期待がもてます。
戦績も、1勝クラス3戦からGI参戦して結果を出している点でも期待できる一頭
脚質は差しタイプ。
チェルヴィニア(C.ルメール)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/05 優駿牝馬(GI) 1着
・2024/04 桜花賞(GI) 13着
オークス優勝馬で、秋華賞でも有力視できる馬。
桜花賞(GI)では大きく負けているが、このレースだけ鞍上が違う(B.ムルザバエフ)
過去5戦で馬券を外したのも上記の桜花賞(GI)のみで、ほかは1着3回・2着1回。
クイーンズウォーク (川田将雅)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 ローズS(GII) 1着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 4着
・2024/02 クイーンC(GIII) 1着
前走が、舞台は違うが同じ距離の芝2000で勝っている点は評価できそう。
GIには2度挑戦し、4着・8着と強豪相手に善戦してきている。
過去6戦で上記のGI以外のレースは全て1着・2着と結果を残している。
ローズSは上がり33.5と末脚にも期待が持てる。
先行タイプで、好位に付けられそうだし、そこまで揉まれ弱くない。
ランスオブクイーン(松山弘平)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 夕月特別(2勝クラス) 3着
・2024/04 3歳以上1勝クラス 1着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 5着
3歳未勝利戦を京都芝右2000mで勝ち上がっているのはポジティブな印象です。
距離や舞台に適性はある、とういうことは確認できていそう。
その後に挑戦した優駿牝馬(GI)で5着は、ちょっと気になります。
条件クラスを勝った実績しかありませんが、気になる一頭です。
アドマイヤベル(横山武史)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/05 優駿牝馬(GI) 9着
・2024/04 フローラS(GII) 1着
過去5戦で馬券を外したのは優駿牝馬(GI)のみ。
新馬戦以外は芝2000で走っているので優駿牝馬(GI)は2400と距離も長かった可能性も。
先行力があり、早めに好位置を取れる可能性も。
2024/05以来の休み明け一走目がどうか。
セキトバイースト(藤岡佑介)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 ローズS(GII) 3着
・2024/04 桜花賞(GI) 7着
・2024/03 チューリップ賞(GII) 2着
成績は安定していると思うのですが、ほとんどのレースが芝1400と1600。
ローズSでの3着はハナで逃げ残ったので、今回同じ距離で逃げ残れるのか。
秋華賞はデータでも逃げ馬には厳しい印象なので、どうでしょうか。
ボンドガール(武豊)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 紫苑S(GII) 3着
・2024/02 クイーンC(GIII) 2着
前走が、紫苑ステークスで3着で、舞台は違うが同じ距離の芝2000を走っている。
最後方からの差し込んできた結果で、基本追込タイプ。
最後の末脚には期待ができる反面、スタートはあまりよくない印象。
前が崩れるような展開なら、チャンスは大きくなりそうな一馬かもしれません。
コガネノソラ(丹内祐次)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/02 クイーンC(GIII) 1着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 12着
クイーンC(GIII)では後ろから差してきた競馬で、秋華賞のレース傾向とは合いそうですが、前走は斤量の恩恵もあったとは思います。
成績は安定していると思うのですが、ほとんどのレースが芝1800。
京都で走ったこともないので、距離と舞台適性がどうか、でしょうか。
クリスマスパレード(石川裕紀人)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 紫苑S(GII) 1着
・2024/05 関東オークス 9着
・2024/04 フローラS(GII) 4着
紫苑ステークスをレコードで制した点は注目したい。
先行タイプで、前走紫苑ステークスを番手からの競馬で勝ち切った内容は評価できそう。
距離は2000~2200で走っているので、距離適性は問題なし。
ミアネーロ(津村明秀)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 紫苑S(GII) 2着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 14着
・2024/03 フラワーC(GIII) 1着
中団やや後ろめで競馬をして、最後に末脚の伸びてくるタイプ。
紫苑ステークスで2着に入るなど、安定した成績を残していて、芝1800で1着2回、芝2000で2着1回。
負けたのが芝1600と芝2000なら、今回の秋華賞は距離は合っていそう。
展開に左右される部分はあるかも。
ホーエリート(北村友一)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 紫苑S(GII) 6着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 10着
・2024/03 フラワーC(GIII) 2着
紫苑ステークスでは4番人気で6着と残念な結果に。
勝ち鞍も2023・2歳未勝利のみと、実績面では他の出走馬に見劣りする印象です。
叩き良化タイプともいわれていますので、叩き二走目でどうかでしょうか。
タガノエルピーダ(団野大成)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 ローズS(GII) 4着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 16着
・2024/03 チューリップ賞(GII) 4着
最初の三走は芝1600で、そこから距離を伸ばして、忘れな草賞(L)芝2000(阪神)での勝ちがあるので、距離はいけそう。
前走のローズS(GII)は馬体重がプラス12キロだった影響もあるかも?
京都で走った経験はあるけど芝1600。
朝日フューチュリティ(GI)の芝1600で3着もあるので、どの距離がいいんだろう?
キャットファイト(大野拓弥)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 京成杯オータムH(GIII) 9着
・2024/04 桜花賞(GI) 18着
・2024/03 アネモネS(L) 1着
過去8戦で3勝、残りは掲示板外と安定していない印象。
今までのレースで芝1600しか経験が無いので、2000という距離がどうか。
脚質は基本は先行タイプ。
ラヴァンダ(岩田望来)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 ローズS(GII) 7着
・2024/05 優駿牝馬(GI) 11着
・2024/04 フローラS(GII) 2着
フローラカップは別にして、他は1400・1600で馬券内に来ているので、2000という距離はどうなんでしょう。
勝ち鞍も2023・2歳未勝利のみと、実績面では他の出走馬に見劣りする印象です
ラビットアイ(横山典弘 )
主な勝ち鞍&戦績
・2024/09 ローズS(GII) 15着
・2024/03 フラワーC(GIII) 4着
この馬の勝ち鞍も2023・2歳未勝利のみと、実績面では他の出走馬に見劣りする印象です
その時は、ハナだったみたいです。
ただ、その後は相手関係もあるのでしょうが、後方だったりやや前目だったりと、スタイルも模索中なのかな?
チルカーノ(鮫島克駿)
主な勝ち鞍&戦績
・2024/08 長久手特別(2勝クラス) 1着
・2024/06 稲荷特別(2勝クラス) 8着
2勝クラスを勝ったばかりの馬なので、実績面での比較は難しいところ。
稲荷特別では、芝右2000mを経験しているので、その点はポジティブかも。
出走馬の過去の対戦比較
数字は着順です
第84回桜花賞(GI)
①ステレンボッシュ
⑦セキトバイースト
⑧クイーンズウォーク
⑬チェルヴィニア
⑱キャットファイト
第85回優駿牝馬(GI)
①チェルヴィニア
②ステレンボッシュ
④クイーンズウォーク
⑤ランスオブクイーン
⑨アドマイヤベル
⑩ホーエリート
⑫コガネノソラ
⑭ミアネーロ
⑯タガノエルピーダ
第59回サンスポ賞フローラS(GII)
①アドマイヤベル
②ラヴァンダ
④クリスマスパレード
第9回紫苑ステークス(GII)
①クリスマスパレード
②ミアネーロ
③ボンドガール
⑥ホーエリート
第42回関西TVローズS(GII)
①クイーンズウォーク
③セキトバイースト
④タガノエルピーダ
⑦ラヴァンダ
⑮ラビットアイ
第38回フラワーカップ(GIII)
①ミアネーロ
②ホーエリート
注目馬はこの馬!
今の段階で気になるのは、実績を踏まえて
● ステレンボッシュ
● チェルヴィニア
● クイーンズウォーク
● アドマイヤベル
と、
● ランスオブクイーン
かな、と思います。
最終結論:買い目
枠連BOX:②③⑥⑧
ワイド:⑪-②⑨⑩⑬
ワイドはオッズも考えて人気薄に流してみます
まとめ
今回は、2024年秋華賞の、過去データと出走馬の簡単な特徴をご紹介しました。
難しいことは抜きにして、とりあえず競馬を楽しもう!をコンセプトにしてます。
ご自身の直感も大切にして、競馬を楽しんでくださいね!
少しでも参考になっていたら嬉しいです。
情報には誤りや、タイプなどは実際の展開と異なることもあります。
またあくまでも個人の感想・意見ですので、ご了承ください。