このページでは、2024年スプリンターズステークスを、過去データと出走馬の短評をご紹介。
ゆる~く予想しつつ、難しいことは抜きにしてリラックスしながら競馬を楽しみましょう!
過去のスプリンターズステークス(中山)のレース傾向
レース傾向
スプリンターズステークスは中山競馬場の芝1200mで行われる短距離G1レースです。
スタートから4コーナーまでは下り坂が続き、ペースが速くなりやすいのが特徴。
最後の直線は310mと短く、急坂が待ち構えています。このため、スピードと持久力が求められます。
また内枠で器用に立ち回ることも求められます。
過去10年の脚質別勝率
- 逃げ:勝率0.0%、複勝率37.5%
- 先行:勝率10.3%、複勝率31.0%
- 差し:勝率8.3%、複勝率18.8%
- 追込:勝率2.4%、複勝率7.1%
過去の勝ち馬の特徴
- 血統:ミスタープロスペクター系やサンデーサイレンス系が好成績を収めています。
- 前走の成績:前走で上位に入っている馬が多く、特に前走で4角5~9番手から2着以内に入った馬が好成績を収めています。
- 馬体重:特に馬体重が±2kg以内の増減である馬が好成績を収めています。
枠順の有利不利
- 内枠(1~4枠):勝率が高く、特に1枠と4枠が好成績を収めています。
- 外枠(5~8枠):勝率は低めですが、偶数馬番の成績が良い傾向があります。
2024年スプリンターズステークス出走馬一覧と短評
ウイングレイテスト(牡7 松岡正海)
主な戦績は2023年のスワンステークス(G2)。
最近では短い距離のレースに参戦、アイビスサマーダッシュ(G3)で2着(1着モズメイメイ)、函館スプリントステークス(G3)でも2着(1着サトノレーヴ)。
函館スプリントステークス(G3)は他の相手を考えれば評価出来そうだけど、今回出走のモズメイメイには負けている。
今回のメンバーの中でモズメイメイがどうか?と考えると、この馬もどうなのか…
7歳という年齢もひっかかります。そして今回大外枠。
脚質は主に先行してレースを進めることが多いですが、差し脚も持っています。
ウインマーベル(牡5 松山弘平)
主な戦績は2022年の葵ステークス、2023年の阪神カップ、2024年の阪急杯と京王杯スプリングカップで勝利。
2023年から1200では結果が出ていない(1400で結果が出ている)のが、どうなのか。
スタートが不安定なこともあるので、展開に左右されやすそう。
脚質も好位からの差し脚が得意なので、今の中山の馬場に合うかどうか。
ヴェントヴォーチェ(牡7 ルメール)
主な戦績は2022年のキーンランドカップ、2023年のオーシャンステークスで勝利
芝1200mでの実績がある点はいいのですが、1年6か月ぶりと長期休養明けのレースで、レース勘が戻っているかが不安。
休み前もG3までの実績しかないので、ここは様子見でいいかな、と。
エイシンスポッター(牡5 シュタルケ)
主な戦績としては、キーンランドC(G3) 2着。
昨年のスプリンターズステークスでは11着。その他、G2でも二桁着順、G3でも勝っていないので、流石にここではどうだろうか。
鞍上のシュタルケさんは過去に中山で穴をあけたこともあり、中山が得意な印象。その点は怖い部分もありますが。
オオバンブルマイ(牡4 武豊)
主な戦績としてはキーンランドカップ3着(G3)、高松宮記念6着。
先のキーンランドカップが初の1200。その前、2走は海外G1で結果は出ずでした。
後方からの追い込みが得意で、直線での末脚に今回どこまで期待が持てるか。
スプリント戦(1200m)の経験が少ないため、今の中山の速いペースにどこまで対応できるかが鍵となりそう。
サトノレーヴ(牡5 レーン)
主な戦績としてはキーンランドカップ1着(G3)、函館スプリントS1着(G3)
重賞連勝中で勢いがあり、人気になっていますが、G2勝ちもまだないんですね。
いきなりG1でやれるのかどうか、鞍上込みで勝負気配&期待はできそうですが。
場体重の増減が結構あるのかな?と思うので、当日そのあたりも確認したいところです。
ダノンスコーピオン(牡5 戸崎圭太)
主な戦績としてはセントウルステークス12着、安田記念(G1)15着。
先のセントウルステークスが初の1200。
最近の成績が振るわず、調子に不安があるので、ここでは厳しい印象です。
トウシンマカオ(牡5 菅原明良)
主な戦績としてはセントウルステークス1着(G2)、オーシャンスエークス1着(G3)。
過去G1レース参戦時、好走するものの、勝ち切れない印象が強いです。あと一歩の勝負強さが求められます。
先行してレースを進めることが多い馬で、スプリント戦における経験と安定した成績が強み。
今回、内枠をひいたのがこの馬にとってどうなのか。
ナムラクレア(牝5 横山武史)
主な戦績として高松宮記念2着(G1)、キーンランドカップ5着(G3)。
牝馬ながらスプリント戦で安定した成績を残す実力馬で、1200m戦での経験が豊富です。
スプリント戦において実績があり、特にG1レースでの好走歴があるので期待の持てますが、勝ちきれない印象も。
スピードとスタミナのバランスが良く、強い先行力も武器です。
鞍上変わりと内枠で今回こその期待ができるかどうか。
ビクターザウィナー(牡4 モレイラ)
香港からの参戦馬で、脚質は先行タイプ。
主な戦績は高松宮記念(G1)3着、センテナリースプリン(G1)1着。
短距離戦に特化したスプリンターで、スピードに優れた馬で、スピードを活かした先行力が武器で、速いペースにも対応できます。
キャリアずっと1200mのみで走っています。
ピューロマジックとの兼ね合いもあると思いますが、鞍上込みで軽視しづらい。
ピューロマジック(牝3 横山典弘)
主な戦績はTV西日本北九州記念(G3)1着、セントウルステークス(G2)13着。
スタートが早く、スピードを活かした競馬が得意です。
実績だけ見ると、ここではどうかなぁと思うけれど、逃げて逃げ残れる可能性を考えると…
マッドクール(牡4 坂井瑠星)
主な戦績は高松宮記念(G1)1着、スプリンターズS(G1)4着。
近走を見ると、海外では今一つで、国内ではよい結果になっているようです。
スピードが武器で、先行して押し切る力を持っています。
直線が短い中山コースでは先行力が有利に働く可能性が高く、今回枠もいいところに入ってるのでは。
ママコチャ(牝5 川田将雅)
昨年のスプリンターズステークス覇者で、近走ではセントウルステークス(G2)2着。
先行力が強みで、速いペースにも十分に対応可能です。
先行力が強みで、スピードを持続させる能力に長けており、押し切りを狙える力があります。
今回枠もいいところに入ってるのでは。
ムゲン(牡4 K.ティータン)
主な戦績はプレミアC(G3)1着、日本初参戦
追い込み脚質のため、展開次第で最後に爆発的な末脚を発揮する可能性があります。
前が競り合うなどして、ペースが速い展開になるとチャンスはあるかも。
追い込み型のため、展開に大きく左右されます。
中山の直線が短いため、末脚が届くかどうかが大きな課題なのと、日本の馬場がそもそも合うのか?
モズメイメイ(牝4 国分恭介)
主な戦績はアイビスサマーダッシュ(G3)1着、セントウルステークス(G2)3着。
近年の短距離戦で結果を残していますが、全体的な実績を考えると、強いメンバー相手のG1では、難しそうな印象。
ルガル(牡4 西村淳也)
主な戦績はシルクロードステークス(G3)1着、京阪杯(G3)2着。
先行力はある馬で、調教で好時計を出しており仕上がりが良い点が期待されますが、半年ぶりのレースになるんですね。
高松宮記念では1番人気に支持されながらも結果を残せなかったことを、どう考えればいいのか。
その段階では期待値はあった、ということですが、高松宮記念では、今回出走馬も多く出てるんですよね。
注目馬はこの馬!
現時点での気になる馬は
トウシンマカオ
ナムラクレア
ママコチャ
マッドクール
サトノレーヴ
ビクターザウィナー
かな。
最終結論:注目馬
枠連BOX:③③④⑥⑦
ワイド:⑥⑫-①②③⑨
これでいってみよう!と思います
まとめ
今回は、2024年スプリンターズステークスの、過去データと出走馬の簡単な特徴をご紹介しました。
難しいことは抜きにして、とりあえず競馬を楽しもう!をコンセプトにしてます。
ご自身の直感も大切にして、競馬を楽しんでくださいね!
少しでも参考になっていたら嬉しいです。
情報には誤りや、タイプなどは実際の展開と異なることもあります。
またあくまでも個人の感想・意見ですので、ご了承ください。