このページでは、2024年日本テレビ盃を、過去データと出走馬の短評をご紹介。
ゆる~く予想しつつ、難しいことは抜きにしてリラックスしながら競馬を楽しみましょう!
日本テレビ盃について
日本テレビ盃とは
日本テレビ盃(にほんテレビはい)は、船橋競馬場で行われる地方競馬の重賞競走です。
秋のJBC競走へのステップレースとして位置づけられており、有力馬が集まる重要なレースとなっています。
優勝馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられます。
コース形態について
日本テレビ盃は、船橋競馬場のダートコース1800メートル・左回りで行われます。
スタート地点は4コーナーのポケットから始まり、最初のコーナーまで約450メートルの直線。
コーナーの入りが緩やかで、内外に高低差がついたスパイラルカーブが採用されており、スピードを落とさずにコーナーを通過できる設計になっています。
ゴールまでの最後の直線は308メートル。
このコース形態は、スピードと持久力の両方が求められるため、力通りの決着になりやすいと言われています。
過去の日本テレビ盃のレース傾向
レース傾向
日本テレビ盃は、上位人気馬が安定して好成績を収める傾向があります。
過去10年で1番人気馬が7勝、3着内率は約90%と非常に高く、一昨年までの9回は3着以内が全て4番人気以内で堅い決着でした。
一方で、直近では波乱の決着も見られ昨年は5→3→7番人気となっています。
またリピーターが多く、前年の好走馬が翌年も好走する傾向があり、リピーターに注目が集まります。
過去10年ではJRA所属馬が圧倒的に優勢で、特に栗東所属馬の成績が顕著です。
過去10年の脚質別勝率
過去10年のデータを基にした脚質別の勝率は以下の通りです
- 逃げ: 勝率約20%
- 先行: 勝率約40%
- 差し: 勝率約30%
- 追込: 勝率約10%
先行馬が最も高い勝率を誇り、次いで差し馬が続きます。
逃げ馬も一定の勝率を持っていますが、追込馬はやや不利な傾向が見られます。
過去の勝ち馬の特徴
・前走がG1級のレースに出走していた馬:近年では、前走がG1級のレースに出走していた馬が好成績を収める傾向にあります。
・地方馬の台頭:近年では地方所属馬の活躍も目立っており、2021年と2022年には地方馬が勝利を収めています。
・父サンデー系の馬:父サンデー系の馬が過去5年すべてで連対しており、そのうち4勝しています。
・川崎記念や帝王賞の成績: これらのレースで好成績を収めた馬は、日本テレビ盃でも好走する傾向があります。
・スパーキングサマーカップの勝ち馬: 近年では、スパーキングサマーカップを勝って日本テレビ盃に臨んだ馬が勝利しています。
枠順の有利不利
・外枠有利:6枠、7枠、8枠と外枠になるほど勝利数が増えている(大外の8枠が最多となる6勝を記録)
・1枠と2枠が不振:1998年以降、勝ち馬なし
2024年日本テレビ盃の出走馬一覧と短評
ウィリアムバローズ(坂井瑠星・牡6)
先行力が武器で逃げ先行馬。
第41回東海テレビ杯東海S(GII)で1着など、今までにダートで14戦12連対の安定した成績。
左回りの経験が少ない。船橋で走った経験は「かしわ記念(JpnI)・不良馬場・6着」のみ。
ウシュバテソーロ(川田将雅・牡7)
昨年のドバイワールドカップを制した実績を持つG1馬。
昨年の日本テレビ盃を制しており、コース経験も豊富。
追い込み脚質ながらも展開に左右されず、安定した末脚を発揮します。
不安点をあげるとしたら、7才ということぐらいでしょうか。
キャッスルトップ(仲野光馬・牡6・船橋)
2021年ジャパンダートダービー(JpnI)(大井競馬場)地方所属馬でありながら、10番人気という低評価を覆して勝利。
注目を集めましたが、それ以降は1度も勝利を掴んでおらず、掲示板のも乗れない状況です。
ギガキング(吉原寛人・牡6・船橋)
地方競馬での安定した成績を持ち、特に船橋競馬場でのレースに強く、船橋の王と言われてます。
鞍上込みで期待したい。ただ、中央馬との対戦も少ないし、結果も振るっていない印象です。
2022年日本テレビ盃に出走していますが、5着に終わっています。
ゴールドハイアー(未定・牡6・船橋)
元中央馬。2024年6月に地方へ移籍。
移籍後の初戦「フリオーソレジェンド(重賞)」では8着。(このレースでギガキングは2着)
中央時代、2勝・3勝クラスでは勝てていたけど、OPになって勝てていない戦績です。
コラルノクターン(木間塚龍・牡7・船橋)
元中央馬。3勝クラスまで勝ち上がったあと、OPクラスで勝つことができず地方へ移籍。
地方ではある程度安定した成績を上げていますが、OPでの勝利はなく、ここでは厳しい印象です。
シンコーマーチャン(加藤聡一・牡10・愛知)
中央競馬でも出走経験があり、2017年から2019年にかけて3勝を挙げています。
地方競馬に移籍してからは主に名古屋競馬場や笠松競馬場で走り、2022年には特別戦などで8勝。
ですが、近走は戦績もふるっていない状況で、年齢的にも厳しいという印象。
ソルトゴールド(大畑慧悟・牡5・愛知)
デビュー当初から、ダートの中距離戦で走っていて、3歳未勝利戦では2着や3着の成績を残していました。
体重が500kgを超える大柄な馬で、スタミナがあり、特にタフなレースで持ち味を発揮しています。
ただし、成績は安定せず、特に勝利に恵まれることは少なく、条件戦での競走が続いていますので、ここでは厳しい。
デルマソトガケ(C.ルメール・牡4)
2022年の「全日本2歳優駿」を制した実績を持つ。
その後は海外のレースを使っていて、久しぶりの国内戦で、状態がどうかが鍵。
海外での戦績は、2023年3月のUAEダービー(G2)で優勝。
前走は、「ドバイワールドC(GI)」で6着(同レースではウシュバテソーロ・2着)などがある。
ナニハサテオキ(森泰斗・牡5・浦和)
中央競馬時代には8戦して1勝を挙げ、その後2022年5月に地方へ転籍。
地方では特に2023年以降の成績が目覚ましく、11戦7勝と高い勝率を誇り、フリオーソレジェンドカップ(重賞)で勝利を収めています。
脚質は差しや追い込みが中心で、後方からの鋭い末脚が武器。
ダートの左回りコースに強い印象です。
ホウオウトゥルース(岡村健司・牡6・船橋)
元中央馬。3勝クラスまで勝ち上がったあと、OPクラスで勝つことができず2023年秋に地方へ移籍。
地方のOPクラスでは1着になるなど、安定した成績を上げていますが、ここでは厳しい印象です。
マイネルヘリテージ(松戸政也・牡5・金沢)
中央時代3歳未勝利を突破できず、地方へ移籍。
その後、何勝かは上げていますがレースレベルなどを含め、ここでは厳しいでしょう。
2022年「日本テレビ盃」 9着・2023年2022年「日本テレビ盃」 10着
メイショウハリオ(浜中俊・牡7)
主な勝ち鞍には、2022年と2023年の「帝王賞」連覇、2023年のかしわ記念などがあります。
特に帝王賞の連覇は、同レース史上初の快挙です。
「フェブラリーS(GI)」「東京大賞典競走(GI)」3着と、G1レースでも好走しています。
主に差し・追い込みの脚質を持つ馬です。
レース序盤では後方に位置し、中盤から徐々にポジションを上げ、最後の直線で一気にスパートをかけるスタイル。
注目馬はこの馬!
今までの実績から考えると
● ウシュバテソーロ
● デルマソトガケ
● ウィリアムバローズ
かな、と思います。
最終結論
④ウシュバテソーロ→⑦デルマソトカゲ→②ウィリアムバローズ・⑬メイショウハリオ
の三連複2点で行こうと思います。
ナニハサテオキとギガキングを迷ったんですけど…
オッズ見て付くようなら、複勝で考えるかも?です
まとめ
今回は、2024年日本テレビ盃の、過去データと出走馬の簡単な特徴をご紹介しました。
難しいことは抜きにして、とりあえず競馬を楽しもう!をコンセプトにしてます。
ご自身の直感も大切にして、競馬を楽しんでくださいね!
少しでも参考になっていたら嬉しいです。
情報には誤りや、タイプなどは実際の展開と異なることもあります。
またあくまでも個人の感想・意見ですので、ご了承ください。