【保存版】京都・壬生寺の見どころ完全ガイド:アクセス、拝観料、歴史、ランチ、周辺観光プラン

歴史と文化の香りが漂う壬生寺

新撰組のゆかりの地としても有名なこの場所は、訪れる人々を魅了する数々の見どころがあります。

今回は、

● 壬生寺の見どころ

● アクセス方法や拝観料

● 周辺の観光スポット

● 周辺のランチやカフェ情報

● おすすめのモデルコース

について、詳しく情報をお届けします。

休日のお出かけや小旅行にぴったり

ひとりでのんびりと訪れるのにもお勧めの場所です。

壬生寺の魅力を存分に味わってください。

京都・壬生寺の基本情報

京都・壬生寺の歴史

壬生寺の創建と背景

壬生寺は991年に園城寺(三井寺)の僧快賢によって創建されました。

歴史を通じて何度かの火災に見舞われ、特に1962年の火災では多くの寺宝を失いましたが、その後復興されています。

壬生寺は、鎌倉時代には、多くの信者が訪れる寺院として栄え、特に壬生狂言という伝統的な民俗芸能で知られるようになりました。

これは、重要無形民俗文化財に指定されています。

年三回(春・秋・節分)に壬生狂言の年間定例公開が行われているので、ぜひ見学に訪れてください

日本の伝統に触れることができますよ

新撰組との関わり

壬生寺は、新撰組のゆかりの地としても有名です。

新撰組は、幕末の京都を拠点に活動していた武装集団で、1863年に結成されました。

壬生寺は、その訓練場や宿舎として利用されており、彼らの日常生活や訓練の様子が今も垣間見える場所となっています。

新撰組の歴史に興味がある方にとって、壬生寺は必ず訪れたい場所ですね

壬生寺の見どころ

本堂と境内の特徴

本堂は昭和37年(1962年)の火災で全焼。

昭和45年(1970年)に唐招提寺から移された新しい本尊延命地蔵菩薩立像で、新築や修理の完成を祝う法要が行われました。

境内では四季折々の自然を楽しむことができます。

壬生寺の庭園は京都市指定名勝であり、通常は非公開ですが、特別な時期に公開されることがあります。

壬生寺の庭園は、枯池式の庭園で、中央には石を用いた枯滝石組が配されており、その周囲をモミジが囲んでいます。

これらの自然美とともに、壬生寺の静けさを感じることができるのも大きな魅力です。

壬生寺の重要文化財

壬生寺には、数多くの重要文化財があります

特に注目すべきは、壬生狂言の舞台となる「狂言堂」と、その際に使用される道具や衣装です。

壬生狂言は、無言劇として演じられ、毎年春と秋、節分に公開されます。

境内には、

● 水掛地蔵堂:江戸時代中期の作である地蔵菩薩(石仏)が祀られています。

● 阿弥陀堂:2002年に再建された現代建築で、阿弥陀如来三尊像が安置されています。

● 千体仏塔:1989年に建立された塔で、京都市内の地下鉄工事の際に出土した1,000体の石仏を安置しています。

● 一夜天神堂:1852年に再建された堂で、学業上達のご利益があるとされています。

● 壬生塚:新選組隊士の墓がある場所で、近藤勇の胸像と遺髪塔、隊士たちの合祀墓があります。

新撰組の関連資料や遺品も展示されており、歴史ファンにとっては見逃せない見どころです!

京都・壬生寺へのアクセスと拝観料

境内の自由見学は無料

壬生狂言の観覧や特定の展示エリアの見学には別途料金がかかります。

壬生狂言観覧料大人500円
阿弥陀堂参拝料
(壬生塚・歴史資料室含む)
大人300円
営業時間9:00~17:00
朱印所受付8:30~16:30
※壬生狂言の期間中は変更の可能性あり

アクセス

阪急電車大宮駅 (徒歩約10分)
嵐電(京福電車)四条大宮駅下車(徒歩約10分)
JR(嵯峨野線)丹波口駅(徒歩約12分)
市バス壬生寺道で下車(徒歩約3分)

壬生寺周辺の観光スポット

新選組壬生屯所遺跡 八木邸

写真は表の和菓子屋さんの「京都鶴屋 鶴壽庵」。新撰組にちなんだ「屯所餅」が名物です

八木邸の見どころ

壬生寺の近く約100m、徒歩約2分の距離に位置する八木邸は、新撰組の歴史を感じることができる貴重な場所です。

八木邸は、新撰組が結成当初に宿舎として利用していた場所で、近藤勇や土方歳三をはじめとする隊士たちの生活の痕跡が残されています。

特に有名なのは、池田屋事件の際に近藤勇が座した部屋や、彼らが使用した刀剣や書簡が展示されている点です。

新撰組ファンにとっては必見のスポットです。

見学のポイントと注意事項

八木邸を見学する際には、拝観できるかホームページで事前に確認することをおすすめします。

都合により、臨時に拝観を休止する場合があるそうですので、下記からお知らせをチェック。

https://www.mibu-yagike.jp/index.html

その他の観光スポット

生寺周辺には、他にも魅力的な観光スポットが点在しています。

● 角屋もてなしの文化美術館:島原の歴史ある揚屋建築で、重要文化財に指定されています。徒歩約16分。

● 京の絞り工房川崎 :壬生寺から徒歩約12分の場所にあり、伝統的な染物体験ができます。

● 元離宮二条城: 徒歩約28分、バス利用で20分の場所にある歴史的建造物です。

● 旧前川邸:徒歩約1分、新選組の屯所となった歴史的建物。現在は非公開で、土日祝日のみ関連グッズが販売されています。

● 西本願寺:徒歩約25分、世界遺産に登録されている大規模な仏教寺院で、美しい庭園や荘厳な建築が魅力です。

● 光縁寺徒歩約5分、新選組隊士の墓がある浄土宗の寺院です。新選組ファンの人は立ち寄ってみて。

壬生寺周辺には歴史と文化が交錯する魅力的なスポットが多くあります

京都・壬生寺周辺のグルメ情報

ランチができるお店

壬生川通四条の通りに、お店が多くあります。

和食、イタリアン、韓国料理、中華と種類も豊富です。

ひとりでも入りやすいカフェ

Actual Kyoto

古民家をリノベーションしたカフェです。

定休日が多めなので、行かれる際はご注意ください

https://maps.app.goo.gl/NNQpahQqwSYEDkGS7

ARCHI coffee and wine

こちらも町家をリノベーションしたカフェです。

フレンチトーストがおいしいと評判です

https://maps.app.goo.gl/jMaB8jQHngeNauj59

INADA COFFEE

バスクチーズケーキとコーヒーがおいしいお店

ほっとするような優しい空気が流れています

https://maps.app.goo.gl/8hErgFPzcmg7XHvf9

京都・壬生寺と周辺を巡るモデルコース

グルメと観光をバランスよく楽しむモデルコースです。

しっかり観光!午前中からの1日モデルコース

四条大宮駅
壬生寺&壬生塚を観光
「アリアーレ」でイタリアンランチ
角屋もてなしの文化美術館
西本願寺
ゾウコーヒーでほっとひと息
京都駅

そのまま帰宅してもいいですし、京都タワーに登ったり、京都伊勢丹でお買い物をして帰っても◎

のんびり観光!午前中からの半日モデルコース

四条大宮駅
「洋食彩酒 アンプリュス 」で洋食ランチ
壬生寺・壬生塚・八木邸で観光
旧前川邸を外から観光
光縁寺を外から観光
「Actual Kyoto」でほっと一息
四条大宮駅

移動距離も短くコンパクトに回れるので、1つ1つを丁寧に見て回れます

まとめ

いかがでしたか?

壬生寺はその歴史的背景があり、新撰組のゆかりの地として、たくさんの観光客の興味を引きつける場所です。

アクセスも良く、周辺には美味しいランチスポットや他の観光名所も多数点在していますので、巡りやすい場所です。

この記事でご紹介した情報を参考に、次の休日には壬生寺を訪れ、歴史とグルメを満喫する一日をお楽しみください。

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関西発の女子旅・ひとり旅にぴったりなお出かけ・旅行情報を中心に、 大人の女性がもっと自分らしく、楽しく過ごせるヒントをお届けしています。 「週末どこかにふらっと出かけたい」 「ひとりでも気軽に楽しめるスポットが知りたい」 「歳を重ねても、毎日をもっとワクワクさせたい」 そんな風に感じている女性に向けて、 電車で行ける関西の旅行先、穴場スポット、季節の楽しみ方など、リアルな体験をもとにご紹介中。 また、旅先で見つけた便利グッズや、暮らしをちょっと快適にするアイテム、大人のライフスタイルを楽しむためのアイデアなども紹介しています。 同じように「自分らしい毎日」を大切にしたいと思っている方に、 少しでもヒントやきっかけをお届けできれば嬉しいです。 よかったら、ゆっくり見ていってくださいね。

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