【2024年有馬記念中山競馬場】過去データと戦歴・傾向と出走馬短評で勝ち馬を見つける競馬予想/無料

2024年12月22日

このページでは、2024年有馬記念の、過去データと出走予定馬短評をご紹介。

過去10年のデータや出走予定馬の対戦成績などから、傾向と対策を導き出しつつ、

注目馬と消去できる馬を見つけて、勝ち馬に繋がる予想しつつ競馬を楽しみましょう！

過去の有馬記念（中山）のレース傾向

有馬記念の概要

・実施日：2024/12/22(日)
・グレード：GI
・競馬場：中山競馬場
・距離：芝2500m (右 A)
・出走資格：3歳以上
・負担重量：定量

有馬記念（中山）のコース形態について

中山競馬場の芝2500m内回りコース

有馬記念は中山競馬場の内回りコースを使用し、外回りの3コーナー手前からスタートして内回りに合流、コースを約1周半します。

スタートから最初の4コーナーまで約192m(Aコース時)で先行争いが激化することも。

コーナーを6回回るため、内枠の先行馬が有利ですが、ペースが落ち着けば捲りも決まりやすい展開となります。

急坂や高低差を含むコース形態がスタミナと操縦性を要求し、直線一気や4角先頭は困難。

戦術面でジョッキーの腕が問われるレースです。

有馬記念（中山）過去のレース傾向

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1人気	5	1	1	3	50.0	60.0	70.0
2人気	2	1	2	5	20.0	30.0	50.0
3人気	1	1	3	5	10.0	20.0	50.0
4～6	1	3	3	23	3.3	13.3	23.3
7～9	1	3	1	24	3.4	13.8	17.2
10人気〜	0	1	0	69	0.0	1.4	1.4

年齢の傾向

5歳までと割り切って絞っていいのでは

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
3歳	4	3	2	16	16.0	28.0	36.0
4歳	3	5	1	39	6.3	16.7	18.8
5歳	3	2	6	39	6.0	10.0	22.0
6歳	0	0	1	22	0.0	0.0	4.3
7歳～	0	0	0	13	0.0	0.0	0.0

枠の傾向

外枠がちょっとしんどそうですね

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1	1	1	1	16	5.3	10.5	15.8
2	1	2	1	16	5.0	15.0	20.0
3	2	2	1	15	10.0	20.0	25.0
4	2	0	2	16	10.0	10.0	20.0
5	3	2	1	14	15.0	25.0	30.0
6	1	1	1	17	5.0	10.0	15.0
7	0	1	2	17	0.0	5.0	15.0
8	0	1	1	18	0.0	5.0	10.0

有馬記念（中山）の過去10年の勝ち馬と前走レース

スクロールできます

日付	着	枠	馬名	齢	人気	騎手	斤量	前走	間隔	前人気	前着順
2023年	1	5	ドウデュース	牡4	2	武豊	58	ＪＣ	中3週	3	4
	2	16	スターズオンアース	牝4	7	Ｃルメ	56	ＪＣ	中3週	5	3
	3	4	タイトルホルダー	牡5	6	横山和	58	ＪＣ	中3週	4	5
2022年	1	9	イクイノックス	牡3	1	Ｃルメ	55	天皇賞	中7週	1	1
	2	3	ボルドグフーシュ	牡3	6	福永祐	55	菊花賞	中8週	7	2
	3	5	ジェラルディーナ	牝4	3	Ｃデム	55	エリ女	中5週	4	1
2021年	1	10	エフフォーリア	牡3	1	横山武	55	天皇賞	中7週	3	1
	2	5	ディープボンド	牡4	5	和田竜	57	凱旋門	中11週		14
	3	7	クロノジェネシス	牝5	2	Ｃルメ	55	凱旋門	中11週		7
2020年	1	9	クロノジェネシス	牝4	1	北村友	55	天皇賞	中7週	2	3
	2	14	サラキア	牝5	11	松山弘	55	エリ女	中5週	5	2
	3	13	フィエールマン	牡5	2	Ｃルメ	57	天皇賞	中7週	5	2
2019年	1	6	リスグラシュー	牝5	2	Ｄレー	55	コック	中7週		1
	2	10	サートゥルナーリア	牡3	3	Ｃスミ	55	天皇賞	中7週	2	6
	3	7	ワールドプレミア	牡3	4	武豊	55	菊花賞	中8週	3	1
2018年	1	8	ブラストワンピース	牡3	3	池添謙	55	菊花賞	中8週	1	4
	2	12	レイデオロ	牡4	1	Ｃルメ	57	天皇賞	中7週	2	1
	3	15	シュヴァルグラン	牡6	9	Ｈボウ	57	ＪＣ	中3週	5	4
2017年	1	2	キタサンブラック	牡5	1	武豊	57	ＪＣ	中3週	1	3
	2	3	クイーンズリング	牝5	8	Ｃルメ	55	エリ女	中5週	8	7
	3	10	シュヴァルグラン	牡5	3	Ｈボウ	57	ＪＣ	中3週	5	1
2016年	1	11	サトノダイヤモンド	牡3	1	Ｃルメ	55	菊花賞	中8週	1	1
	2	1	キタサンブラック	牡4	2	武豊	57	ＪＣ	中3週	1	1
	3	2	ゴールドアクター	牡5	3	吉田隼	57	ＪＣ	中3週	3	4
2015年	1	7	ゴールドアクター	牡4	8	吉田隼	57	アルゼ	中6週	1	1
	2	9	サウンズオブアース	牡4	5	Ｍデム	57	ＪＣ	中3週	5	5
	3	11	キタサンブラック	牡3	4	横山典	55	菊花賞	中8週	5	1
2014年	1	4	ジェンティルドンナ	牝5	4	戸崎圭	55	ＪＣ	中3週	1	4
	2	6	トゥザワールド	牡3	9	Ｗビュ	55	菊花賞	中8週	2	16
	3	14	ゴールドシップ	牡5	1	岩田康	57	凱旋門	中11週		14

過去10年の勝ち馬とレース傾向

レース傾向

2013年以降の1～3着馬33頭は3歳～6歳に集中しており、6歳馬の好走は過去の有馬記念で3着以内の経験がある馬に限られます。

3歳馬はG1での連対歴か1番人気経験が重要。

また、近2走で6着以下に敗れた馬が3着以内に入ったケースはなく、近走の好調さが求められます。

舞台は中山芝2500mでコーナーを6回通過する特殊なレイアウトのため、ロスなく立ち回ることが鍵です。

1番人気の成績は【6.1.1.3】で、特に前走G1で3着以内だった馬が支持された場合、高い信頼度を誇ります。

一方、7番人気以下の馬が複数馬券に絡んだ年はなく、大穴狙いは避けた方が無難です。

人気馬はジャパンカップや天皇賞（秋）組が中心。

伏兵は菊花賞やエリザベス女王杯から台頭するケースが多く見られ、叩き3戦目が好走率が高い傾向もあり注目。

有利な脚質

有馬記念では先行馬の勝率が最も高く、次いで逃げ馬が有利な傾向にあります。

コーナーが6つある中山芝2500mのレイアウトや短い直線（約310m）の影響で、前に行ける馬ほど勝ち切る可能性が高くなります。

一方、中団や後方からの馬は2～3着に留まるケースが多く、勝利には途中で捲る形で4コーナーを好位で迎える必要があります。

実際、2013年以降、最終4コーナーで10番手以下から差し切った馬の勝利例はなく、追い込み一辺倒の馬には厳しいレース展開が予想されます。

今回、狙いたい馬

・先行もしくは逃げ馬

・前走G1で3着以内に好走している馬

・菊花賞・エリザベス女王杯組の牝馬

・近2走とも6着以内の馬で人気薄な馬

これらの条件に当てはまる馬に注目しようと思います

2024年　有馬記念の出走馬一覧と短評

過去の対戦表

スクロールできます

	G1 11/24	G1 10/20				G1 10/27	G2 8/18	G1 6/23	G1 5/26	G1 4/14	G1 4/2	G1 3/30	G1 3/30
ドウデュース	ｼﾞｬﾊﾟﾝ①					天皇賞①		宝塚記⑥					ﾄﾞﾊﾞｲﾀ⑤
アーバンシック		菊花賞①							東京優⑪	皐月賞④
ダノンデサイル		菊花賞⑥							東京優①	皐月賞止
スターズオンアース	ｼﾞｬﾊﾟﾝ⑦											ﾄﾞﾊﾞｲｼ⑧
ジャスティンパレス	ｼﾞｬﾊﾟﾝ⑤					天皇賞④		宝塚記⑩
プログノーシス							札幌記④
スタニングローズ			ｴﾘｻﾞﾍﾞ①								大阪杯⑧
ローシャムパーク					ﾌﾞﾘｰﾀﾞ②			宝塚記⑤			大阪杯②
レガレイラ			ｴﾘｻﾞﾍﾞ⑤						東京優⑤	皐月賞⑥
シャフリヤール					ﾌﾞﾘｰﾀﾞ③		札幌記⑤					ﾄﾞﾊﾞｲｼ②
ベラジオオペラ						天皇賞⑥		宝塚記③			大阪杯①
ディープボンド				農林水②				宝塚記⑦
ブローザホーン	ｼﾞｬﾊﾟﾝ⑫			農林水⑪				宝塚記①
ハヤヤッコ											大阪杯⑫
シュトルーヴェ	ｼﾞｬﾊﾟﾝ⑩							宝塚記⑪
ダノンベルーガ	ｼﾞｬﾊﾟﾝ⑨					天皇賞⑭							ﾄﾞﾊﾞｲﾀ③

注目されそうな馬

ドウデュース　※回避

騎手：武豊　脚質：差し

・前走　ジャパンカップ　1着

・前走の強い勝ち方は、いうことが無いです

・展開がどうかと関係なくドウデュースがドウデュースの走りをできるかどうか

・引退レースかつ昨年の覇者ということで、1番人気に支持されるでしょう

・ラスト3冠の最大目標は前走だったと思っている点と、3冠は容易ではないと思うのでそこが気になるところ

・良馬場が得意（道悪は割引が必要）

アーバンシック

騎手：Ｃ．ルメール 　脚質：先行・差し

・前走　菊花賞　1着

・中山実績としては、セントライト記念（G2　芝2200）で1着

・スタートが良いとは言えない

・加速には時間がかかるタイプには思えるけれど、そのあたりは鞍上の手腕に期待

・3歳なので斤量は軽めだが、今回古馬との初対戦

ダノンデサイル

騎手：横山典弘 　脚質：先行・差し

・前走　菊花賞　6着

・前走は秋初戦で、ゴチャゴチャしてしまったレースの中で、進路などに難しい部分もあって、仕方がなかった面もあると思える

・その中で最後の伸びは流石に感じた

・典さんがずっと乗ってるし、中山のコースも知っているだろうし、馬券内は期待したいところ

スタニングローズ

騎手：R.ムーア　脚質：先行

・前走　エリザベス女王杯　1着

・22年の秋華賞　1着を最後に、馬券からも掲示板からも遠ざかっている状況からの復活劇でしたね

・でもなんで、今回の鞍上C.デムーロじゃないんだろうな、そっちのほうが良かった気がするけど

・22年に優駿牝馬(GI)　2着があり2400もあるし、距離はギリこなせそうだけど

・今回のメンバーの中で先行力っていうのは気にはなるけど、牡馬混合でやれるかなぁ？

スターズオンアース

騎手：川田将雅 　脚質：先行・差し

・前走　ジャパンカップ　7着

・前走は秋初戦の大外枠に泣いた部分もあるとは思う

・23年有馬記念(GI)　2着という実績もあるし、今回叩き2走目で前回より上積みはあるかも

・過去、馬券内に牝馬が入ることも多いので、どの牝馬に一番可能性があるか考えるなら実績面では外しにくい

・ただ昨年ほどのパフォーマンスがあるのかと考えるとどうかと思うので、枠を注視したい

そのほかの馬

ジャスティンパレス

騎手：坂井瑠星　脚質：先行・差し

・前走　ジャパンカップ　5着

・23年有馬記念(GI)　4着

・近５走は、重馬場だった宝塚記念を除けば掲示板には載る、惜しいレースが続いている

・ゲートがあまり良くないので、そこは不安材料

・鞍上は、前々走（天皇賞秋 4着）に続き2度目

・キレ勝負ではなく体力勝負に持ち込んでがんばれるかどうか

・鞍上が安定していなくてコロコロ変わってるのも、メンバーが揃ったG1では、不安材料になるかなぁ

プログノーシス

騎手：三浦皇成　脚質：差し・追込み

・前走　コックスプレート(GI)　2着

・年齢が引っかかる

・国内でのG1実績は「天皇賞秋3着」のみで、G1は海外がメインなんですね

・距離、いけるのかな？過去、ほぼ2000までだし

・率直に言うと、これまでの鞍上から見ると、弱化かなぁ…とも

・中山は初

ベラジオオペラ

騎手：横山和生 　脚質：先行・差し

・前走　天皇賞　秋　6着

・前走は、夏ばての影響もあって本調子ではなかったとのこと

・良馬場の方が得意なのかも

・基本的には安定して走れているし、ゲートの出もいい方なので、今回先行できそう

・陣営からは「前走とは違い明らかに調子がいい」とのコメントも出ていて、それなら馬券内の可能性も

・長くいい脚を使えるので、粘れるかどうか

・距離はぎりぎりかなぁとも思えるけど

ブローザホーン

騎手：菅原明　脚質：差し・追込

・前走　ジャパンカップ　12着　

・京都大賞典がしんがり負け、前走も12着だと、ここでは狙いづらいかなぁ

・有馬記念は、初挑戦

・道悪が得意なので、雨がふるとか何かあれば

・この馬も、キレ勝負ではなく体力勝負に持ち込んでがんばれるかどうか

ローシャムパーク

騎手：Ｔ.マーカンド　脚質：差し・追込み

・前走　BCターフ(GI)　2着

・中山では過去5回走っていて（距離は1800～2200）で、3-0-1-1の好成績（馬券外は1800）

・中山は得意そう

・鞍上がテン乗りなのは気になる

・スタートは遅いけれど、ロングスパートできるタイプの馬なので、ドゥデュースとの兼ね合いがどうか

・ちょっと気になる一頭ではあるが、前々走が毎日王冠10着とか、G1ではちょっと届かないのか…