【2024年ターコイズステークス中山競馬場】過去データと戦歴・傾向と出走馬短評で勝ち馬を見つける競馬予想/無料

2024年12月13日

このページでは、2024年中日新聞杯の、過去データと出走予定馬短評をご紹介。

過去10年のデータや出走予定馬の対戦成績などから、傾向と対策を導き出しつつ、

注目馬と消去できる馬を見つけて、勝ち馬に繋がる予想しつつ競馬を楽しみましょう！

過去のターコイズステークス（中山）のレース傾向

ターコイズステークスの概要

・実施日：2024/12/14(土)
・グレード：GIII
・競馬場：中山競馬場
・距離：芝右回り 1600m
・出走資格：3歳以上
・負担重量：別定

ターコイズステークス（中山）のコース形態について

中山競馬場の芝1600m外回りコース

特徴的な起伏とコース形態がレース展開に大きな影響を与えます。

スタート地点は1コーナー横のポケットで、高低差が5.3mある最高地点から始まる240メートルほどの短い直線を経て最初のコーナーへと進みます。

この短い距離ゆえにスタート直後の先行争いが激しく、多頭数で外枠に入った馬は外々を回る不利を受けることが多い点が特徴です。

2コーナーからは緩やかな下り勾配が続き、向こう正面から3～4コーナーにかけて約4.5メートル下り、息が入りにくいペースで進みます。

特に、緩やかなカーブが続くためスピードを保ったまま進む先行馬に有利ですが、3コーナー手前から捲る馬の成功例も少なくありません。

直線の入り口でのポジション取りが勝敗に大きく影響を与えます。

最後の直線は310メートルと短く、その半ばには高低差2メートルを超える急坂が待ち構えています。

坂を迎える直前にオーバーペースとなった先行馬は脚が鈍り、差し馬のチャンスが生まれますが、一気に加速して勝負できる瞬発力が求められます。

特に逃げ・先行馬が勢いを維持したまま坂を乗り切ることができれば、そのまま押し切るケースも多く見られます。

基本は、前々のポジションを取った馬の成績が優秀です。

ターコイズステークス（中山）過去のレース傾向

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1人気	3	0	1	5	33.3	33.3	44.4
2人気	1	1	0	7	11.1	22.2	22.2
3人気	1	3	1	4	11.1	44.4	55.6
4～6人気	3	2	1	21	11.1	18.5	22.2
7～9人気	0	1	2	24	0	3.7	11.1
10人気〜	1	2	4	56	1.6	4.8	11.1

年齢の傾向

年齢	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
3歳	4	2	1	33	10	15	17.5
4歳	2	6	4	33	4.4	17.8	26.7
5歳	3	1	2	37	7	9.3	14
6歳	0	0	2	14	0	0	12.5

枠の傾向

6枠が不振
4枠がちょっといい傾向ですが、そこまで枠差は無いような

枠	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1	1	1	1	15	5.6	11.1	16.7
2	1	0	1	16	5.6	5.6	11.1
3	1	1	2	14	5.6	11.1	22.2
4	2	3	1	12	11.1	27.8	33.3
5	1	2	0	15	5.6	16.7	16.7
6	0	0	0	18	0	0	0
7	2	1	2	13	11.1	16.7	27.8
8	1	1	2	14	5.6	11.1	22.2

ターコイズステークス（中山）の過去10年の勝ち馬と前走レース

スクロールできます

日付	着	馬番	馬名	馬齢	人気	騎手	斤量	前走	間隔	前人	前着
2023年	1	6	フィアスプライド	牝5	1	Ｃルメ	54	府中牝	中8週	11	4
	2	2	フィールシンパシー	牝4	8	横山琉	53	紅葉Ｓ	中6週	6	1
	3	5	ミスニューヨーク	牝6	6	Ｍデム	56.5	京成Ａ	3ヶ月	8	3
2022年	1	13	ミスニューヨーク	牝5	2	Ｍデム	55	京成Ａ	3ヶ月	3	4
	2	15	ウインシャーロット	牝4	4	石川裕	55	オーロ	中4週	1	1
	3	16	フィアスプライド	牝4	12	大野拓	53	秋風Ｓ	中10週	7	1
2021年	1	2	ミスニューヨーク	牝4	4	Ｍデム	53	府中牝	中8週	6	12
	2	9	アンドラステ	牝5	3	岩田望	56.5	府中牝	中8週	5	2
	3	15	ギルデッドミラー	牝4	13	戸崎圭	54	スワン	中6週	7	11
2020年	1	8	スマイルカナ	牝3	1	柴田大	54	オーロ	中4週	1	2
	2	5	アンドラステ	牝4	3	岩田望	54	京成Ａ	3ヶ月	1	10
	3	3	フェアリーポルカ	牝4	9	和田竜	56	府中牝	中8週	3	8
2019年	1	13	コントラチェック	牝3	3	Ｃルメ	54	秋華賞	中8週	5	15
	2	8	エスポワール	牝3	2	Ｍデム	53	修学院	中4週	2	1
	3	7	シゲルピンクダイヤ	牝3	1	和田竜	54	秋華賞	中8週	10	3
2018年	1	3	ミスパンテール	牝4	5	横山典	56	エリ女	中4週	10	12
	2	7	リバティハイツ	牝3	10	北村友	54	ポート	中10週	2	3
	3	6	デンコウアンジュ	牝5	13	柴田善	55	キャピ	中2週	9	6
2017年	1	8	ミスパンテール	牝3	5	横山典	53	清水Ｓ	中8週	4	1
	2	7	フロンテアクイーン	牝4	3	北村宏	53	ユート	中3週	1	2
	3	14	デンコウアンジュ	牝4	7	蛯名正	55	エリ女	中4週	13	13
2016年	1	10	マジックタイム	牝5	1	Ｃルメ	56	マイル	中3週	8	8
	2	13	レッツゴードンキ	牝4	6	岩田康	56.5	Ｊレデ	中5週	4	2
	3	1	カフェブリリアント	牝6	3	戸崎圭	55	府中牝	中8週	6	6
2015年	1	16	シングウィズジョイ	牝3	11	戸崎圭	53	秋華賞	中8週	15	10
	2	9	ダンスアミーガ	牝4	16	大野拓	53	キャピ	中2週	16	16
	3	14	オツウ	牝5	15	石川裕	52	キャピ	中2週	12	15

過去10年の勝ち馬とレース傾向

レース傾向

・波乱傾向が強い: 牝馬限定のハンデ戦ということもあり、人気薄の馬が上位に来る波乱傾向が強いレースです。

・外枠有利: 中山芝1600mは内枠有利とのデータ（イメージ）もありますが、ターコイズステークスでは外枠の馬が好成績を収める傾向があります。

・ 先行有利: 小回りの中山コースということもあり、先行馬が有利なレース展開になることが多いです。

有利な脚質

・先行: 小回りのコースで、先行してレースを進めることができれば有利にレースを進めることができます。

・差し: 後方からレースを進めて、最後の直線で一気に追い込む脚質も有効です。

その他の参考

斤量は主に53～55kgが多い。（52㌔で馬券内は無し）

ディープインパクト産駒が多い（キングズベストやダイワメジャー産駒も勝ち馬に含まれる）

近走は、中8週：5回、中4週：2回と間隔を空けたローテーションが好結果を生みやすい。

今回、狙いたい馬

・先行もしくは差し馬

・6枠以外の馬

・ローテーションにゆとりのある馬

・前走が好成績で人気薄の馬

これらの条件に当てはまる馬に注目しようと思います

2024年　ターコイズステークスの出走馬一覧と短評　

過去の対戦表

スクロールできます

	L 10/27	G2 10/14	3勝　10/6	G1　10/13	L　9/29	G3 7/28	G1 5/19	G1　5/12	G1 5/5	G1　4/7	G3　　3/9
ミアネーロ				秋華賞⑥			優駿牝⑭
ドゥアイズ						ｸｲｰﾝS④		ｳﾞｨｸﾄﾘ④
アドマイヤベル				秋華賞⑫			優駿牝⑨
アルジーヌ	ｶｼｵﾍﾟｱ①					ｸｲｰﾝS③
イフェイオン						ｸｲｰﾝS⑦			NHKﾏｲﾙ⑤	桜花賞⑪
モズゴールドバレル						ｸｲｰﾝS⑧
フィールシンパシー		府中牝⑥						ｳﾞｨｸﾄﾘ⑫			中山牝④
キタウィング						ｸｲｰﾝS⑬		ｳﾞｨｸﾄﾘ⑪			中山牝⑭
ワイドラトゥール			長岡京①							桜花賞⑥
ビヨンドザヴァレー			長岡京⑤
シングザットソング					ﾎﾟｰﾄｱｲ④
セントカメリア		府中牝⑫
コナコースト	ｶｼｵﾍﾟｱ⑭
ミシシッピテソーロ
ペイシャフラワー	ｶｼｵﾍﾟｱ⑨
マメコ

注目されそうな馬

ミアネーロ

騎手：C.ルメール　脚質：差し・追込

・前走　秋華賞　6着

・鞍上は手戻り

・中8週のローテーション

・瞬発力よりもジワジワいくタイプで長く足を使い続けられる

・中山は基本相性が良くて4回走って3回が馬券内ですが、唯一の馬券外が鞍上ルメール、芝1600（1勝クラス）

・1600自体も上記の1回しか走っていない（1800：2回　2000：2回　2400：1回）

・斤量：54.5㌔：牝3

ドゥアイズ

騎手：C.デムーロ　脚質：（先行）・差し

・前走　クイーンステークス（G3）　4着

・鞍上はテン乗り

・4か月半ぶりのレース

・中山は初めて

・G3なら足りてもいいと思うけど、行き脚がよくないので、差しになりがちで、鞍上と合うかなぁという不安がある（先行馬の方が相性がいい印象）

・無理に押し上げてしまって…とならないのかどうか

・斤量：55.5㌔：牝4

アルジーヌ

騎手：西村淳也　脚質：先行・差し

・前走　カシオペアステークス（L)　1着

・中5週のローテーション

・中山は初めて

・過去10戦で連帯を外したのは2回だけ、重賞は2度目の挑戦（1回目はクイーンS　3着）

・1600と1800で走っているが、1600は4回走って2回馬券外なので、距離は1800がベストなのかな

・西村騎手が積極的に乗って、前目につけられたら

・斤量：55.5㌔：牝4

イフェイオン

騎手：戸崎圭太　脚質：先行・差し

・前走　クイーンステークス（G3）　7着

・鞍上はテン乗り（デビューから6戦乗ってた西村淳也騎手から乗り変わり）

・中8週のローテーション

・中山は24年1月フェアリーステークス　1着以来

・今回の鞍上変わりは陣営的に賭けるものがあるのかも？ですが、クイーンSの負け方が伸びずにって感じで負けすぎた印象も

・エピファネイア産駒の成長力を疑問視する声もありますが、さてどうでしょうか

・斤量：54.5㌔：牝3

アドマイヤベル

騎手：横山武史　脚質：先行・差し

・前走　秋華賞　12着

・中8週のローテーション

・中山は初めて

・G1は厳しかったけど、G2までなら24年フローラS　1着がある（ただメンバーレベルや展開を含めて、この馬に向いた部分はあるので、割引は必要かも）

・1600を走るのは初めてで、新馬戦1800以降は2000がメインで、一気に距離短縮

・折合い面で課題があるので、陣営は「現状のベストはマイル戦」とのこと

・中団のやや前目から、末脚を伸ばしてこれれば

・斤量：54㌔：牝3

その他の出走馬

ビヨンドザヴァレー

騎手：菱田裕二　脚質：逃げ・先行

・前走　清水ステークス　（3勝クラス）　1着

・中2週のローテーション

・鞍上は前走に引き続き継続騎乗

・中山は初めて

・1400～1800で走っているが、1600が主戦場

・今回の逃げ馬候補になるのかな、と思いますが、ローテーションが気になります

・OP入りしたばかりでもあり、輸送で馬体重も減りそうなので、当日の状態を注視

・斤量：53㌔：牝4

フィールシンパシー

騎手：横山琉人　脚質：先行・差し

・前走　府中牝馬　（G2）　6着

・中8週のローテーション

・鞍上はデビュー以来、ほぼずっと乗っている

・昨年のターコイズステークス　2着（この時は逃げてる）

・中山牝馬Sでは4着でしたが、福島牝馬Sでは2着で、この2走は番手あたりで競馬していますね

・今回もそのあたりにつけて、競馬できればチャンスはあるかも

・斤量：54㌔：牝5

シングザットソング

騎手：斎藤新　脚質：先行・差し

・前走　スワンステークス　（G2)　5着

・中6週

・鞍上は飛び飛びながらも4回目の騎乗

・中山は初めて

・掲示板に載ったり載らなかったりで、1400の方がよさそうな印象

・重賞成績も1-0-0-6で、23年フィリーズレビュー(GII)（阪神）1着のみで、そこから成績がふるっていないですね

・斤量：55㌔：牝4

ワイドラトゥール

騎手：　脚質：先行・差し

・前走　長岡京S　（3勝クラス）　1着

・中山は初めて

・長岡京S後の鞍上コメント「札幌は馬場が重かったですし、軽い馬場の方が合っています。終いの反応も良く、差し切ってくれて良かったです」とのこと

・前々走が札幌で重馬場で7着だったんですよね（良馬場限定かな）

・重賞挑戦は0-0-0-3

・重賞でやれるかどうか、この辺が試金石になるのでしょうか

・斤量：57.5㌔：牡4