【2024年中日新聞杯　中京競馬場】狙いはこの馬！過去データと戦歴・傾向と出走馬短評で勝ち馬を見つける競馬予想/無料

2024年12月11日

【2024年中日新聞杯　中京競馬場】過去データと戦歴・傾向と出走馬短評で勝ち馬を見つける競馬予想/無料

このページでは、2024年中日新聞杯の、過去データと出走予定馬短評をご紹介。

過去10年のデータや出走予定馬の対戦成績などから、傾向と対策を導き出しつつ、

注目馬と消去できる馬を見つけて、勝ち馬に繋がる予想しつつ競馬を楽しみましょう！

過去の中日新聞杯（中京）のレース傾向

ターコイズステークスの概要

・実施日：2024/12/07(土)
・グレード：GIII
・競馬場：中京競馬場
・距離：芝左回り 2000m
・出走資格：3歳以上
・負担重量：別定

中日新聞杯（中京）のコース形態について

中日新聞杯が行われる中京競馬場の芝2000メートルコースは、スタンド前直線の坂途中からスタートし、コースを1周するレイアウトが特徴です。

スタート直後に上り坂があり、非力な馬には厳しい場面も。

1～2コーナーでペースは落ち着くものの、バックストレッチのなだらかな下り坂からじわじわとペースアップ。

勝負所は3～4コーナーのスパイラルカーブにかかる残り600メートル地点で、直線は412.5メートルと長く、途中には高低差2メートルの急坂が待ち受けます。

力とテクニックの両方が求められるコースです。

中日新聞杯（中京）過去10年のレース傾向

人気の傾向

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1人気	2	1	1	6	20.0	30.0	40.0
2人気	3	1	1	5	30.0	40.0	50.0
3人気	0	2	0	8	0.0	20.0	20.0
4～6人気	2	1	4	23	6.7	10.0	23.3
7～9人気	2	2	1	25	6.7	13.3	16.7
10人気〜	1	3	3	76	1.2	4.8	8.

3番人気、4番人気から勝ち馬は出ていない

7番人気以下からは、8番人気が2回と10番人気1回の勝ち馬が出ている

過去10年の中で、21年、22年のみ1～3番人気馬は馬券外となっているが、それ以外はどれかは絡んでいる。

年齢の傾向

	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
3歳	2	2	0	7	18.2	36.4	36.4
4歳	4	3	6	37	8.0	14.0	26.0
5歳	2	0	3	42	4.3	4.3	10.6
6歳	2	1	1	31	5.7	8.6	11.4
7歳	0	4	0	17	0.0	19.0	19.0
8歳	0	0	0	7	0.0	0.0	0.0
9歳	0	0	0	2	0.0	0.0	0.0

幅広い歳で馬券に絡んでいるが、5歳が多少不振傾向

過去データから見る枠順の有利不利

勝率では、1枠が好成績。

複勝率では、5枠が好成績。

2枠と4枠が不振傾向です。

枠	1着	2着	3着	着外	勝率	連対率	複勝率
1	4	0	0	15	21.1	21.1	21.1
2	1	0	1	17	5.3	5.3	10.5
3	1	2	0	17	5.0	15.0	15.0
4	1	0	1	18	5.0	5.0	10.0
5	1	3	3	13	5.0	20.0	35.0
6	0	2	1	17	0.0	10.0	15.0
7	1	2	3	21	3.7	11.1	22.2
8	1	1	1	25	3.6	7.1	10.7

過去10年の勝ち馬とレース傾向

脚質の傾向

差し馬：バックストレッチの下り坂でペースが上がり、勝負所のスパイラルカーブから仕掛けやすいコース設計のため、直線の坂をこなせる差し馬も台頭しやすく、馬券内の頭数も1番多いです。
逃げ先行：スローペースになった場合、逃げ・先行馬が直線で粘り込む展開が目立ちますし、複勝率は高いです。
追込み：データ上、他の脚質にくらべて苦戦傾向です

レースの流れ

ペースは緩みがち：スタート地点が上り坂の途中であるため、序盤は無理にペースを上げないケースが多いです。向こう正面でペースが徐々に上がり、最後の600メートル付近から本格的な仕掛けが始まる展開が一般的です。
最後の直線は総合力が試される：直線は412.5メートルと長く、高低差2メートルの急坂が待つため、スタミナと瞬発力の両方が求められます。

注意点

前走成績にこだわりすぎない：中日新聞杯では、前走6着以下から巻き返す馬が多い点が特徴です。特に、中距離重賞の実績を持つ馬が好走しやすい傾向があります。

前走で6着以下に敗れた馬の巻き返しが目立つ点が特徴です。

特に、過去に2000メートルの重賞を勝利している馬には注目が必要です。

2023年には13番人気2着のハヤヤッコ、2022年には5番人気で優勝したキラーアビリティが該当。

一般的な競馬の傾向とは異なり、前走の着順に関わらず逆転のチャンスがあるレースといえます。

参考:JRA

中距離実績を重視：芝1800～2000メートルで複数勝利している馬、またはGⅠや重賞での好走歴がある馬に注目すべきです。

過去7年の中日新聞杯優勝馬は、全て芝1800～2000メートルで2勝以上の実績を持っています。

2018年のギベオンはキャリア5戦ながら芝1800メートルの毎日杯で2着の実績があり、2022年のキラーアビリティは芝2000メートルのGIホープフルSを制していました。

勝ち馬を予想する際は、中距離での実績を重視することが重要です。

参考:JRA

その他

コース適性の見極め：中京競馬場の特性を考慮し、直線の急坂を苦にしない馬やスパイラルカーブを器用に立ち回れる馬が有利です。
持続性：キレ味よりも、スタミナが活かせる馬
ローテーション：中4～25週のゆとりのあるローテーションで出走してくる馬が優勢な傾向

中日新聞杯の過去10年の勝ち馬と前走レース

年	着順	馬名	歳	前走	前走着	格
23	①	ヤマニンサルバム	牡4	オクトーバーS	①	L
	②	ハヤヤッコ	牡7	オールカマー	⑩	G2
	③	ピンハイ	牝4	カシオペア	②	L
22	①	キラーアビリティ	牡3	アルゼンチン	⑧	G2
	②	マテンロウレオ	牡3	アンドロメダＳ	①	L
	③	アイコンテーラー	牝4	アンドロメダＳ	⑤	L
21	①	ショウナンバルディ	牡5	ケフェウスS	⑧	OP
	②	アフリカンゴールド	セ6	オクトーバーS	⑧	G2
	③	シゲルピンクダイヤ	牝5	府中牝馬	⑩	G2
20	①	ボッケリーニ	牡4	カシオペアS	②	L
	②	シゲルピンクダイヤ	牝4	府中牝馬	⑦	G2
	③	ヴェロックス	牡4	小倉大賞典	⑨	G3
19	①	サトノガーネット	牝4	エリ女	⑨	G1
	②	ラストドラフト	牡3	オクトーバーS	⑧	L
	③	アイスストーム	牡3	アンドロメダS	⑤	L
18	①	ギベオン	牡3	セントライト	⑬	G2
	②	ショウナンバッハ	牡7	アンドロメダS	⑪	L
	③	ストロングタイタン	牡5	小倉大賞典	⑫	G3
17	①	メートルダール	牡4	関屋記念	⑫	G3
	②	ミッキーロケット	牡4	天皇賞秋	⑫	G1
	③	ロードヴァンドール	牡4	天皇賞秋	⑭	G1
16	①	サトノノブレス	牡6	日経新春杯	③	G2
	②	ファントムライト	牡7	白富士S	②	L
	③	レコンダイト	牡6	アルゼンチン	⑩	G2
15	①	ディサイファ	牡6	アメリカJC	⑤	G2
	②	デウスウルト	セ7	中山金杯	③	G3
	③	マイネルミラノ	牡5	小倉大賞典	⑤	G3
14	①	マーティンボロ	牡5	飛鳥S	①	3勝
	②	ラキシス	牝4	京都記念	④	G2
	③	ラブリーデイ	牡4	有馬記念	⑫	G1

今回、狙いたい馬

・差し馬

・1枠、5枠に入った馬

・これまでに、芝1800～2000メートルで複数勝利している馬

・前走6着以下の馬

・ゆとりのあるローテーションの馬

これらの条件に当てはまる馬に注目しようと思います

2024年　中日新聞杯の出走馬一覧と短評　

過去の対戦表

スクロールできます

	L 11/16	G3 11/10	G2　11/3	G1　10/27	G2 10/19	OP 9/14	G3 9/1	OP 7/27	G2 3/23	L　1/27	G3　12/3
シランケド
コスモキュランダ
マイネルメモリー			ｱﾙｾﾞﾝﾁ⑤			ｹﾌｪｳｽS⑤
アドマイヤハレー			ｱﾙｾﾞﾝﾁ④						日経賞⑥
キングズパレス				天皇賞⑫			新潟記③
マテンロウレオ				天皇賞⑬					日経賞④		ﾁｬﾚﾝｼﾞ⑤
ドクタードリトル		福島記⑦
デシエルト	ｱﾝﾄﾞﾛﾒ①
ロードデルレイ	ｱﾝﾄﾞﾛﾒ②									白富士①
クルゼイロドスル					富士S⑧			関越S①
ジェイパームス					富士S⑫
アスクワイルドモア		福島記⑧				ｹﾌｪｳｽS⑩	新潟記⑪
フライライクバード		福島記⑩				ｹﾌｪｳｽS①		関越S⑥		白富士③
エヒト											ﾁｬﾚﾝｼﾞ⑬
マコトヴェリーキー
トーセンリョウ
エリカヴァレリア
ベリーヴィーナス

注目されそうな馬

ロードデルレイ

騎手：西村淳也　脚質：先行・差し

・前走　アンドロメダS(L)　2着

・勝ち鞍はリステッドまでだが、過去8戦中、5戦で1着で、他は2着1回、4着1回、除外1回

・芝1800～2000の実績はあるが、中京で走った経験はなし

・重賞成績は、2023年9月神戸新聞杯 4着がある（重賞挑戦はこれのみ）

・過去7年、データ的に中2週のローテーションから勝ち馬は出ていない

・前走後の川田騎手のコメントがちょっと気になる

・今回、鞍上は乗り替わりでテン乗り

・斤量：57.5㌔：牡4

コスモキュランダ

騎手：横山武史　脚質：先行・差し

・前走　菊花賞(GI)　14着

・芝2000の実績は24年弥生賞(G2) 1着と、未勝利戦がある

・中京を走った経験は無し（阪神も無し）

・鞍上は今回、テン乗りで特に中京が得意という印象は無し

・スタートは遅くなりがち（鞍上が変わって、変わるか？）

・今回は、キレ勝負というよりスタミナが必要なので、そういう点では合っているのでは

・実績的に見れば、ここで巻き返してくる可能性も

・斤量：58㌔：牡3

キングズパレス

騎手：松岡正海　脚質：先行・差し

・前走　天皇賞(秋)(GI)　12着

・勝ち鞍は3勝クラスまでだが、芝2000での勝ちは3勝クラスと2勝クラスであり

・重賞成績は、前走を除けばG3に3度挑戦し、2着2回、3着1回

・キャリア21戦中18戦で馬券内の安定感、ただ勝ちきることができるかは…

・中京を走った経験は無し（阪神も無し）

・斤量：57.5㌔：牡5

デシエルト

騎手：岩田康誠　脚質：逃げ・先行

・前走　アンドロメダS(L)　1着

・勝ち鞍はリステッドまで

・前走時の鞍上コメントで「2、3番手からよりも、こういう競馬の方が良さそうだと思います」とのことで今回も逃げ候補

・芝1800～2000の実績はあり、中京ではダートはあるけど芝は無し

・重賞成績は、2024年プロキオンS(GIII) 13着がある（G1にも2度挑戦するも大敗・芝）

・芝→ダート→芝に戻っての2走目ですが、前走後続を突き放して勝っていますし、データ的にも残れる可能性はあるかも

・斤量：58㌔：牡5

ドクタードリトル

騎手：松山弘平　脚質：先行・差し

・前走　福島記念(GIII)　7着

・勝ち鞍は3勝クラスまで

・中京では、3走前の「関ケ原S(3勝クラス)」で1着（※8頭と小頭数だったが、今回は多頭数でどうか）

・芝1800～2000での好走実績はあるものの、過去3回重賞（G3)に挑戦するも、すべて馬券外（京都大賞典は距離が長かったかな）

・今回斤量も軽くなるのはプラス材料

・斤量：56㌔：牡4

シランケド　※回避

騎手： M.デムーロ　脚質：追込み・他

・前走　魚沼S(3勝クラス)　1着

・勝ち鞍は3勝クラスまでだが、過去10戦中8戦が馬券内

・重賞成績は、2023年9月紫苑S3着がある（重賞挑戦はこれのみ）

・芝2000mでの成績は、1着3回、2着1回、3着1回だが、中京の経験は芝1400 1着（未勝利戦）が1回のみ

・ローテーションは問題なさそう

・今回、牡馬に交じっての相手関係と、どの位置で競馬をするのか（前回出遅れていた）

・斤量：54㌔：牝4

そのほかの出走馬

マコトヴェリーキー

騎手：岩田望来　脚質：先行・差し

・前走　高山S(3勝クラス)　1着

・勝ち鞍は3勝クラスまで

・前走が、中京芝2000なので、同舞台で結果が出ているのはプラス

・斤量の恩恵はあるとはいえ、相手関係を考えると、ここではどうなのか

・斤量：55㌔：牡4

トーセンリョウ

騎手：団野大成　脚質：先行・差し

・前走　甲斐路S(3勝クラス)　1着

・勝ち鞍は3勝クラスまでで、重賞挑戦は今回が初めて

・これまで1800～2200で走っていて好走はしているので、距離は大丈夫

・相手関係を考えて、ここではどうか

・斤量：55㌔：牡5

マテンロウレオ

騎手：横山典弘　脚質：差し・色々

・前走　天皇賞(春)(GI)　13着

・前走、前々走は逃げているけど、今回どういう位置で競馬するのか

・戦歴がほぼ重賞レースで、今回相手関係が少し楽になりそうな気はするけど

・斤量が気になる。この斤量で走ったことはあるけど、過去馬券になったのか、斤量が56㌔まで

・中京では22年に2度走っていて、「きさらぎ賞(GIII)　1着」「中日新聞杯(GIII)　2着」がある

・斤量：58.5㌔：牡5

マイネルメモリー

騎手：丹内祐次　脚質：差し

・前走　アルゼンチン共和国杯(GII) 　5着

・勝ち鞍は、24.7テレQ杯(3勝クラス)

・前々走から過去4走は上がり1位の末脚を発揮

・少し加速に時間がかかるタイプで、前走は距離が少し長かったかも？2000に戻って巻き返しがあるか？

・鞍上は過去に乗ったことがある

・中京芝2000は前々走のケフェウスS(OP)　5着

・斤量：55㌔：牡4

フライライクバード

騎手：小崎綾也　脚質：

・前走　福島記念(GIII)　10着

・中京芝2000～2200で5戦していて、内4回が馬券に絡んでいる

・どちらかというと2000以上が合っているのかな、という印象

・中京の成績を見ると気になる一頭ではあるが、鞍上を考えると勝負気配は感じないけどなぁ…

・鞍上はテン乗り

・斤量：57㌔：セ7

クルゼイロドスル

騎手：H.ドイル　脚質：先行・差し

・前走　富士S(GII)　8着

・勝ち鞍は前走の「関越S(OP)　1着」まで

・これまでG2に2回、G3に1回挑戦するも馬券外と、ちょっと足りていないのかも

・過去、1600～1800で走っていて、今回初めての2000で変わり目があるか

・鞍上はテン乗り

・斤量：57㌔：牡4

ジェイパームス

騎手：鮫島克駿　脚質：先行・差し

・前走　富士S(GII)　12着

・勝ち鞍は3勝クラスまで

・芝2000の実績は、新馬戦（東京）で1着のち、「ホープフルS(GI)　10着」、「フリージア賞(1勝クラス)　5着」

・3勝は全て芝1800なので、今回距離は合ってるのかな？

・前走が大きく負けているので、距離短縮では伸ばす方を試しにきてるのかな、という印象

・ただ、前走は不利もあったようなので、その辺をどう考えるか

・戦歴の8戦中7回が東京で、1回が中山なので、今回初の中京と輸送がどうか

・斤量：56㌔：セ4

アドマイヤハレー

騎手：田辺裕信　脚質：差し・追込

・前走　アルゼンチン共和国杯(GII) 　4着

・前走は展開が向いた部分もあったかな、と思う

・6歳で勝ち鞍は3勝クラスまで、重賞成績は過去GIIを3回走って馬券外

・距離自体はこなしそうなんですが、展開が向いて馬券内に届くかどうか

・斤量：55㌔：牡6

エヒト

騎手：浜中俊　脚質：先行・差し

・前走　レッドシーターフH(GIII)　5着

・国内では、23年12月　チャレンジC(GIII)　13着以来

・約10ヶ月ぶりのレース

・これまで、中京芝2000mを2回走って、2回とも馬券外（2200は1度2着があるが、2回は馬券外）と、中京が得意な印象は無し

・斤量が出走馬の中で一番重いのも気になる

・斤量59㌔：牡7