のどかな風景と歴史ロマンが広がる奈良・明日香村。
初めて訪れる場合は、「どうやって移動するの?」「どこを回ればいいの?」と迷う方も多いはず。
そこで、初心者でも安心して楽しめる明日香村の観光モデルコースをご紹介します!
レンタサイクルや、バス&徒歩を組み合わせた移動方法で、高松塚古墳・石舞台古墳・岡寺・飛鳥寺・甘樫丘などの人気スポットを効率よく巡る1日プランです。
所要時間の目安やランチのおすすめもあわせて紹介しています。
これから明日香村へ行くなら、ぴったりの内容になっていますので、ぜひチェックしてください。

明日香村へのアクセス

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近鉄「飛鳥駅」への行き方
明日香村の玄関口となるのは、近鉄吉野線の「飛鳥駅」です。
- 大阪方面から:近鉄大阪阿部野橋駅から橿原神宮前駅経由で約50分
- 京都方面から:近鉄京都駅から橿原神宮前駅経由で約1時間
▶ 交通アクセスについて詳しくは公式サイトへ
明日香村での移動手段
レンタサイクル・バスの利用方法
明日香村内の移動には、周遊バス(赤かめバス)またはレンタルサイクルが便利です。

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周遊バス(赤かめバス)
- ルート:飛鳥駅を起点に、石舞台古墳・飛鳥寺・高松塚古墳など主要観光地を巡回。
- 料金:1回乗車220円、1日乗車券750円
- 運行間隔:概ね30分間隔で運行。観光シーズンには増便されることも。
- 利用方法:飛鳥駅や主要観光地のバス停で乗車。現金またはICカード(PiTaPa・ICOCAなど)で支払い可能。
- おすすめポイント:天候に左右されず、効率的に観光地を巡ることができるため、雨の日や徒歩移動が不安な方に最適。
レンタサイクル
- 電動アシスト自転車:駅周辺のレンタサイクルショップで借りることができ、1日1,500円前後。坂道が多いため、電動タイプを選ぶと快適に移動できます。
- 普通自転車:1日1,000円前後でレンタル可能。
- 貸出場所:飛鳥駅前のレンタサイクル店(複数あり)。
【おすすめのレンタサイクル店】
レンタサイクルひまわり
明日香村観光モデルコース
\ スケジュール /
スタート

①高松塚古墳

② 石舞台古墳

③ ランチ→

④ 岡寺⇀

⑤飛鳥寺⇀

⑥甘樫丘

徒歩15分

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飛鳥時代後期に築かれたとされる円墳で、1972年の発掘調査により、極彩色の壁画が発見され一躍有名になった国の特別史跡です。
朱色で彩られた四神や男女群像の壁画は、当時の文化・美意識を今に伝える貴重な遺産。
古墳内部は保存のため、見学はできません。
隣接する高松塚壁画館で、精巧な模写や石槨の模型が展示されています。
住所: 奈良県高市郡明日香村大字平田
アクセス: 近鉄「飛鳥駅」より徒歩約20分/赤かめバス「高松塚」下車徒歩5分
入場料: 無料
営業時間: 見学自由(公園部分)
定休日: なし
駐車場: 有(高松塚壁画館駐車場利用・無料)
HP:公式サイト

11:00発のバス(土日祝ver)

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木の香りとぬくもりに包まれた農村レストラン。
地産地消をモットーに、明日香村で採れた古代米や季節の野菜をふんだんに使った料理が食べれます。
特に人気のメニューは古代米御膳で、赤米か黒米のご飯にたっぷりの野菜のおかずと、吉野葛と豆乳で作る呉豆腐が付いています。
冬には飛鳥鍋御膳も楽しめます。
テラス席からは石舞台古墳を間近に見ることができ、季節ごとに変わる自然の景色を楽しみながら食事ができます。
\お店の詳細はコチラから/
明日香村にはお店がいくつもありますが、週末のみの営業や予約必須なお店もありますので、事前にチェックを。

徒歩20分(バス利用の場合:石舞台まで戻って乗車→岡寺下車)

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西国三十三所巡礼の第七番札所として知られる岡寺は、日本最初の厄除け霊場としても有名です。
奈良時代に創建され、日本最大の塑像である「如意輪観音坐像」がご本尊。
花の寺としても知られ、春のシャクナゲや秋の紅葉が境内を彩ります。
山の中腹に建つ寺からは明日香村を一望でき、心が洗われるような静けさが漂います。
(1~3月は本堂内で法要が行われるため一般拝観制限あり)
住所: 奈良県高市郡明日香村岡806
アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」よりバス「岡寺前」下車 徒歩約10分
入山料: 400円
拝観時間: 8:00〜17:00(季節により変動あり)
定休日: 無休(1~3月は本堂内拝観不可)
駐車場: 有(有料・周辺に民間駐車場あり)
HP:公式サイト

14:44発のバス(土日祝ver)

気を付けて帰ってくださいね
レンタルサイクルで回る方は、返却場所から電車に乗って帰路へ。お疲れ様です!
平均滞在時間はあくまで目安です。
バスは休日の時刻表を参考にしています。平日は運行状況が違います。
運行状況は変更になる場合もありますので、お出かけの際は公式サイトでご確認ください。
\橿原神宮と合わせて回るならこちらも参考に/






奈良市内観光と合わせて宿泊するなら
ホテル奈良さくらいの郷


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2022年9月にオープンした比較的新しい宿。
木の温もりを感じる客室と地元食材を活かした料理が特徴で、特に朝食の手作りスムージーや多様な小鉢メニューが好評です。
大浴場はありませんが、清潔感ある客室風呂と静謐な環境が旅の疲れを癒します。
- 食材へのこだわり:地元野菜を使用した季節のコース料理
- 客室の快適性:天井高のある広々とした客室と天然木を基調とした落ち着きのあるインテリア
- 特別な体験:夜景が見れる部屋では奈良盆地の星空が楽しめる
クチコミでは
「夕食の見た目と味のバランスが絶妙で、地酒とのペアリングが秀逸」
「コンビニが遠いため事前の買い物必須」
などが寄せられています
\ ホテルの詳細はコチラから! /
CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)奈良橿原


画像:引用元
近鉄大和八木駅徒歩3分の好立地ホテル。
最上階の展望露天風呂からは星空が望め、サウナ付き大浴場で旅の疲れを癒せる。
橿原市観光案内所が隣接し、飛鳥・吉野エリアへのアクセスに優れた観光拠点として人気。
清潔感ある客室と多様な朝食メニューも好評です。
- 充実した大浴場:最上階の展望露天風呂とドライ/ミストサウナ完備
- 駅近利便性:コンビニ・飲食店が徒歩圏内に密集したビジネス/観光両対応の立地
- バリアフリー対応:車椅子用スロープ・対応客室・エレベーター完備
クチコミでは
「サウナ後に見る夜景が特別な体験」
「朝食の大和野菜浅漬けが絶品だが、コーヒーの紙カップがないのが残念」
などが寄せられています
\ ホテルの詳細はコチラから! /




グランドメルキュール奈良橿原


画像:引用元
2024年4月1日リニューアルオープン、近鉄橿原神宮前駅東口徒歩1分の温泉宿。
天然温泉の大浴場とサウナが特徴で、全客室に無料ラウンジアクセス(アルコール含むドリンク・おつまみ提供)がついたオールインクルーシブホテル。
地産地消の朝食・夕食ビュッフェも楽しみのひとつ。
駅直結の利便性という立地で、明日香村へのアクセス拠点として最適なホテルです。
- 温泉・サウナ充実:地下1階に天然温泉大浴場とサウナ(ドライ/ミスト)を完備
- オールインクルーシブ特典:ラウンジで生ビール・シャンパン・ワイン等のアルコール飲み放題
- 歴史的立地:橿原神宮前駅から1分で、明日香村までの観光拠点にぴったり
クチコミでは
「ラウンジで色んなアルコールが楽しめるのが良かった」
「温泉やラウンジが混雑していた」
などが寄せられています
\ ホテルの詳細はコチラから! /
飛鳥の他のスポット
キトラ古墳壁画体験館 四神の館(しじんのやかた)


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見どころ:
- キトラ古墳の精密な壁画(四神・天文図)を体験型で学べる展示
- 無料の展望台からは明日香村ののどかな風景も一望できます
- 予約制で実物壁画の特別公開があることも(期間限定)
所要時間: 約30〜40分
住所: 奈良県高市郡明日香村阿部山67
アクセス: 近鉄「飛鳥駅」からバス「キトラ」下車すぐ
入場料: 四神の館常設展:無料、特別展示・壁画公開:事前申込制(無料)
営業時間: 9:30〜16:30(最終入館30分前)
定休日: 水曜(祝日の場合は翌平日)
4、7、11、2月の第2月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始
※作業等により臨時に閉室する場合があります。
駐車場: 有(無料・約50台)
HP:公式サイト
亀石(かめいし)


画像:引用元
見どころ:
- ユーモラスな顔つきをした巨大な石造物
- 飛鳥の謎に包まれた遺構のひとつで、願いが叶うパワースポットとも言われる
- インスタ映えも◎
所要時間: 約10〜15分
住所: 奈良県高市郡明日香村川原
アクセス: 明日香周遊バス「川原」下車 徒歩約10分
入場料: 無料
営業時間: 散策自由(24時間可)
定休日: なし
駐車場: 無(近隣に有料駐車場あり)
HP:サイト
橘寺(たちばなでら)


画像:引用元
見どころ:
- 聖徳太子の生誕地と伝えられる古刹
- 「二面石(にめんせき)」など不思議な石造物も多数
- 春は桜、秋は紅葉が美しい
所要時間: 約30分
住所: 奈良県高市郡明日香村橘532
アクセス: 明日香周遊バス 「川原」または「岡橋本」下車 徒歩5分
拝観料: 400円
拝観時間: 9:00〜17:00(受付終了16:30)
定休日: 無休
駐車場: 有(無料・普通車約20台)
HP:公式サイト
飛鳥資料館(あすかしりょうかん)


画像:引用元
見どころ:
- 飛鳥の発掘成果を分かりやすく展示
- 石人像や石棺など、実物展示が見ごたえあり
- 天候が悪い日にもおすすめの屋内スポット
所要時間: 約40〜60分
住所: 奈良県高市郡明日香村奥山601
アクセス: 明日香周遊バス 「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車
入館料: 350円
開館時間: 9:00〜16:30(入館は16:00まで)
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場: 有(無料・普通車約40台)
HP:公式サイト
まとめ
奈良・明日香村は、レンタサイクルやバス&徒歩を上手に使えば、車なし・初めてでも効率よく、快適に観光を楽しめます。
今回ご紹介したモデルコースは、歴史・自然・グルメのバランスも良く、初めての方にもおすすめの定番ルート。
ぜひこのプランを参考に、明日香村の魅力をたっぷり味わう旅を楽しんでくださいね!
ゆったりとした時間が流れる古都で、心癒される一日をお過ごしください。